サッカー欧州組 wire
エスターブロー地区に建つ本拠地パルケンの外観。中央のオフィス棟を両側のスタンドが挟む(2026年)

エスターブロー地区に建つ本拠地パルケンの外観。中央のオフィス棟を両側のスタンドが挟む(2026年)
写真: kallerna(2026年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · SUPERLIGA
FCコペンハーゲンのエンブレム

FCコペンハーゲン

エンブレムの権利はFCコペンハーゲンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

FCコペンハーゲン

Football Club København

📷 エスターブロー地区に建つ本拠地パルケンの外観。中央のオフィス棟を両側のスタンドが挟む(2026年)(写真: kallerna・2026年/CC BY-SA 4.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • 2016年11月、チャンピオンズリーグのレスター戦でゴール裏のサポーターが掲げたコレオグラフィー

    2016年11月、チャンピオンズリーグのレスター戦でゴール裏のサポーターが掲げたコレオグラフィー
    写真: Tdn70(2016年撮影) / CC0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    2016年11月、チャンピオンズリーグのレスター戦でゴール裏のサポーターが掲げたコレオグラフィー

  • ナイトゲームを前にしたパルケンの外観。右手にはファンクラブの拠点がある(2026年10月)

    ナイトゲームを前にしたパルケンの外観。右手にはファンクラブの拠点がある(2026年10月)
    写真: Quinntropy(2026年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    ナイトゲームを前にしたパルケンの外観。右手にはファンクラブの拠点がある(2026年10月)

  • コペンハーゲンの観光名所ニューハウン。運河沿いにカラフルな家並みが続く

    コペンハーゲンの観光名所ニューハウン。運河沿いにカラフルな家並みが続く
    写真: Susanne Nilsson(2016年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    コペンハーゲンの観光名所ニューハウン。運河沿いにカラフルな家並みが続く

写真: Tdn70(2016年)・CC0・Commons / Quinntropy(2026年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Susanne Nilsson(2016年)・CC BY-SA 2.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1992年
本拠地
コペンハーゲン(デンマーク語名キョーベンハウン)
スタジアム
パルケン(パルケン・スタディオン)
愛称
FCK(エフ・セー・コー)

デンマークの首都コペンハーゲンを本拠とする、国内最多16回のリーグ優勝を誇るクラブ。1992年に2つの古豪の合併で生まれ、代表チームと同じ国立競技場パルケンでプレーし、チャンピオンズリーグの決勝トーナメントにも2度進んでいる。2025年夏には日本代表DF鈴木淳之介が湘南ベルマーレから加入し、1年目にファン投票によるクラブの年間最優秀選手に選ばれた。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典45件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 FCコペンハーゲンの日本人選手の今

2026-27シーズンのスーペルリーガで2位(12チーム中・勝ち点29)順位表 →

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 FCコペンハーゲンの歴史

母体は2つの古豪だ。1876年創設のKB(キョーベンハウンス・ボルドクルブ)は欧州大陸最古のサッカークラブとされ、デンマーク最初のリーグ王者を含め15回の国内優勝を誇った。一方の1903年創設のB1903(ボルドクルベン・アフ・1903)も7回のリーグ優勝を持つ。しかし1980年代にKBはプロ化の試みに2度失敗し、1部のB1903も平均観客数が2,000人に届かず、支援者頼みの経営が続いていた。

1992年7月1日、両クラブがトップチームを統合する形でF.C.コペンハーゲン(FCK)が誕生した。同じ年、デンマーク代表がユーゴスラビアの代替出場でEUROを制し、国中がサッカー熱に沸いていた。改修を終えた国立競技場パルケンが新クラブの本拠地となり、初の公式戦はインタートトカップでグラスホッパーを2-1で破った。最初のスーペルリーガのシーズン(1992-93)でいきなりリーグ優勝を果たしている。

その後しばらく優勝から遠ざかったが、2000年に就任したロイ・ホジソン監督のもと2000-01シーズンに2度目のリーグ優勝。2006年からはノルウェー人のストーレ・ソルバッケン監督が長期政権を築き、2006-07シーズンに初めてチャンピオンズリーグのグループステージへ進出して、パルケンでマンチェスター・ユナイテッドを1-0で破った。2010-11シーズンにはチャンピオンズリーグでラウンド16に進み、チェルシーと対戦。2019-20シーズンにはヨーロッパリーグで準々決勝に進んだ。

2022年9月に就任したヤコブ・ネーストロプ監督のもと、2022-23・2024-25シーズンにリーグとカップの2冠を達成。2023-24シーズンにはチャンピオンズリーグでバイエルン、ガラタサライ、マンチェスター・ユナイテッドと同組のグループを2位で突破し、ラウンド16でマンチェスター・シティと戦った。2024-25シーズンのリーグ優勝で通算16回目となり、国内最多記録を伸ばしている。

2025-26シーズンはチャンピオンズリーグのリーグフェーズに出場したものの36チーム中31位で敗退し、国内リーグでも不振が続いた。レギュラーシーズンを7位で終えて優勝争いのプレーオフに進めず、2026年3月29日にネーストロプ監督が退任。翌30日、かつてFCKのDFとして4度のリーグ優勝を経験したボー・スヴェンソンが新監督に就任した。最終順位は7位。カップ戦は決勝でミッティランに0-1で敗れたが、下位グループ1位で臨んだ欧州カンファレンスリーグ出場権のプレーオフで宿敵ブレンビーに延長戦の末3-1で勝ち、2026-27シーズンの欧州カップ戦出場権を確保した。

FCコペンハーゲンのエンブレム

FCコペンハーゲン

エンブレムの権利はFCコペンハーゲンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

エンブレム1992年の創設以来、丸い紋章に青いライオンと赤い線を描いたエンブレムを使っている。リーグ王者になると、エンブレムが金色になるのも特徴。KBの青と白、B1903の黒と白を受け継ぐ形で、ホームのユニフォームは上下とも白が基本。2024-25シーズンからは新しいブランド・アイデンティティを導入し、ライオンの表情を残したまま紋章を現代的に手直しした。あわせて作られた紋章では、尖塔や橋、港といったコペンハーゲンの街並みの両側をライオンと雌ライオン(男子チームと女子チームを表す)が守り、上に王冠とデンマーク国旗が置かれている。

愛称: FCK(エフ・セー・コー) / ローヴェルネ(Løverne、「ライオンたち」) / ビュエンス・ホル(Byens Hold、「街のチーム」)

RECORD

🏆 FCコペンハーゲンの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22デンマーク・スーペルリーガ1リーグ優勝(ジェス・トルプ監督)。カンファレンスリーグはラウンド16でPSVに敗退。カップ戦は3回戦敗退[10][19]
2022-23デンマーク・スーペルリーガ12022年9月にネーストロプ監督が就任し、リーグとカップ(決勝でAaBに1-0)の2冠。チャンピオンズリーグはマンチェスター・シティ、ドルトムント、セビージャと同組のグループで4位[11][15][17][20]
2023-24デンマーク・スーペルリーガ3チャンピオンズリーグはグループ2位で突破し、ラウンド16でマンチェスター・シティに敗退。カップ戦は準々決勝敗退[12][17][21]
2024-25デンマーク・スーペルリーガ1通算16回目のリーグ優勝と10回目のカップ優勝(決勝でシルケボーに勝利)で2冠。カンファレンスリーグはラウンド16でチェルシーに敗退[13][14][22]
2025-26デンマーク・スーペルリーガ7鈴木淳之介の加入1年目。チャンピオンズリーグはリーグフェーズ31位で敗退。2026年3月にスヴェンソン監督が就任。カップ戦は決勝でミッティランに0-1で敗れ準優勝。下位グループ1位から欧州カップ戦出場権のプレーオフでブレンビーを破った[9][16][18][23][24]
LEGENDS

⭐ FCコペンハーゲンを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 FCコペンハーゲンの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るFCコペンハーゲンと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン コペンハーゲン(デンマーク語名キョーベンハウン)

地域
デンマーク首都地域(シェラン島東部)
人口
約67万人(2026年1月1日、コペンハーゲン市671,714人。都市圏は約214万人)

市の人口は日本だと船橋市(約65万人)くらいの規模

デンマークの首都で、国内最大の都市。主にシェラン島の東岸に位置し、一部は隣のアマー島に広がる。エーレスンド海峡を挟んだ対岸はスウェーデンのマルメで、2000年夏に開通したエーレスンド橋で鉄道と道路が結ばれている。

世界で最も自転車にやさしい街の一つとして知られ、チボリ公園や人魚姫の像は世界中から観光客を集める名所だ。気候は西岸海洋性で、メキシコ湾流の影響で緯度の割に温暖。最も暖かい7月でも日中の平均最高気温は21℃ほどと、夏は涼しい。

本拠地パルケンがあるのは、市の中心部の北側に広がるエスターブロー地区。19世紀後半から20世紀初めにかけて整備された住宅街の一つだ。

[6][37][38][39]

STADIUM

🏟️ FCコペンハーゲンのスタジアム ― パルケン(パルケン・スタディオン)

収容人数
38,065人
開場
1992年

デンマーク代表の本拠地でもある国立競技場で、FCKが所有している。前身は1911年に開場したキョーベンハウンス・イドレッツパーク(イドレッツパルケン)。1989年から1992年にかけての建て替えでピッチの向きを90度変え、1992年9月に「パルケン」として生まれ変わった。FCKは同年9月12日のリュンビー戦で初めてここでホームゲームを戦い、1993年春から正式な本拠地にしている。1998年にはクラブがスタジアムを買い取った。

2001年のユーロビジョン・ソング・コンテストの開催に合わせて開閉式の屋根が付けられ、2009年には新しいゴール裏スタンドが完成した。収容人数はサッカーで3万8,065人(クラブ公式。屋根を開けた状態)。2014年から2020年までは命名権で「テリア・パルケン」と呼ばれた。

2000年のUEFAカップ決勝(ガラタサライ対アーセナル)の舞台となったほか、EURO2020ではグループステージ3試合とラウンド16の1試合を開催。2021年6月12日のデンマーク対フィンランド戦では、試合中にクリスティアン・エリクセンが心停止で倒れ、一命を取り留めている。FCKの試合の最多観客数は2006年4月30日のブレンビー戦の4万1,201人。

創設直後の1992年夏はパルケンの改修が終わっておらず、エスターブロー・スタディオンで最初の試合を行った。

[2][4][5][6][7]

ACADEMY

🌱 育成 ― 下部組織(KB・B1903と連携)

トップチームの練習場はフレゼレクスベア地区のイェンス・イェンセンス・ヴァイにある。合併後も母体のKBとB1903は地域クラブとして存続し、トップチームへ選手を送り出す育成の土台になっている。

KBの下部組織からは、リーグ優勝8回を経験したウィリアム・クヴィストや、主将を務めたトーマス・ディレイニーが育った。

主な出身選手: ウィリアム・クヴィスト、トーマス・ディレイニー

[3][4][29][31]

SUPPORTERS

📣 FCコペンハーゲンのサポーターとライバル

熱心なサポーターが陣取るのは、パルケンのBスタンド下段にある「セクション12(Sektion 12)」。2006年から応援の中心となり、北欧最大級のゴール裏とされる。公式ファンクラブの会員は2万人を超える。

首都のクラブとして「街のチーム」を名乗り、白いユニフォームとライオンがシンボル。鈴木淳之介は加入1年目からファンの支持を集め、ファン投票による年間最優秀選手に選ばれた。

[1][2][8][36]

ACCESS

✈️ 日本からFCコペンハーゲンの試合を観戦するには

日本からは欧州の主要空港で乗り継ぐのが基本。スカンジナビア航空(SAS)は2021年7月に羽田〜コペンハーゲンの直行便を就航させているが、運航日や便数は時期によって変わるため、最新の時刻表で確認したい。空港から市中心部へは地下鉄(メトロ)か近郊電車Sトーでアクセスできる。

パルケンへは、環状線の地下鉄M3(シティリンゲン)で「トリアングレン」「ポウル・ヘニングセンス・プラス」「ヴィベンフス・ルンデル」のいずれかの駅で降りればすぐ。Sトーのエスターポート駅から歩くこともできる。ポウル・ヘニングセンス・プラス駅は主にアウェーサポーターが使う。

チケットはクラブ公式のチケットサイト(billet.fck.dk)で購入できる。スタジアム近くのファンショップでも買えるが、試合当日は販売していない。欧州カップ戦のアウェー席は相手クラブ経由での販売が基本になる。

[40][41]

出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)F.C. Copenhagen(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(デンマーク語版)F.C. København(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] F.C. Copenhagen 公式(クラブの歴史)(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] F.C. Copenhagen 公式(クラブの基本データ)(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] F.C. Copenhagen 公式(パルケンの歴史)(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(英語版)Parken Stadium(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] F.C. Copenhagen 公式(創設30周年・2022年)(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] Wikipedia(英語版)Copenhagen Derby(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] F.C. Copenhagen 公式(ボー・スヴェンソン監督の就任・2026年3月30日)(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] Wikipedia(英語版)2021–22 F.C. Copenhagen season(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語版)2022–23 F.C. Copenhagen season(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Wikipedia(英語版)2023–24 F.C. Copenhagen season(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] Wikipedia(英語版)2024–25 F.C. Copenhagen season(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] Wikipedia(英語版)2024–25 Danish Cup(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Wikipedia(英語版)2022–23 Danish Cup(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] Wikipedia(英語版)2025–26 F.C. Copenhagen season(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] Wikipedia(英語版)Jacob Neestrup(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] Wikipedia(英語版)2025–26 Danish Superliga(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(英語版)2021–22 UEFA Europa Conference League knockout phase(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Wikipedia(英語版)2022–23 UEFA Champions League group stage(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] 90min(2023-24 チャンピオンズリーグ グループA)(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] Sky Sports(チェルシー対FCコペンハーゲン・2025年3月13日)(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] Wikipedia(英語版)2025–26 Danish Cup(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] F.C. Copenhagen 公式(ネーストロプ監督の退任についての声明・2026年3月)(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] Wikipedia(英語版)Roy Hodgson(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] Wikipedia(英語版)Sibusiso Zuma(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] Wikipedia(英語版)Ståle Solbakken(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] Wikipedia(英語版)Hjalte Bo Nørregaard(2026-11-05 閲覧)
  29. [29] Wikipedia(英語版)William Kvist(2026-11-05 閲覧)
  30. [30] Wikipedia(英語版)Dame N'Doye(2026-11-05 閲覧)
  31. [31] Wikipedia(英語版)Thomas Delaney(2026-11-05 閲覧)
  32. [32] F.C. Copenhagen 公式(鈴木淳之介の加入発表・2025年7月9日)(2026-11-05 閲覧)
  33. [33] F.C. Copenhagen 公式(鈴木淳之介のデビュー戦・2025年9月26日)(2026-11-05 閲覧)
  34. [34] サッカーキング(鈴木淳之介のコペンハーゲン移籍・2025年7月9日)(2026-11-05 閲覧)
  35. [35] GOAL 日本版(鈴木淳之介の移籍後初得点・2025年11月)(2026-11-05 閲覧)
  36. [36] サッカーキング(鈴木淳之介がクラブ年間最優秀選手に・2026年5月18日)(2026-11-05 閲覧)
  37. [37] Wikipedia(英語版)Copenhagen(2026-11-05 閲覧)
  38. [38] Wikipedia(英語版)Copenhagen Municipality(2026-11-05 閲覧)
  39. [39] Wikipedia(日本語版)船橋市(2026-11-05 閲覧)
  40. [40] F.C. Copenhagen 公式(ホームゲームの交通案内)(2026-11-05 閲覧)
  41. [41] Aviation Wire(SAS 羽田〜コペンハーゲン線の就航・2021年7月)(2026-11-05 閲覧)
  42. [42] F.C. Copenhagen 公式(ブランド・エンブレム)(2026-11-05 閲覧)
  43. [43] F.C. Copenhagen 公式(なぜ白いユニフォームなのか・2017年)(2026-11-05 閲覧)
  44. [44] フットボールチャンネル(鈴木淳之介のドキュメンタリー公開・2026年7月15日)(2026-11-05 閲覧)
  45. [45] サッカーキング(デンマーク紙が鈴木淳之介を評価・2025年10月31日)(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。