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ラス・パルマス市街に面したラス・カンテラス海岸。沖の岩礁が波を和らげる約3kmの砂浜で、海沿いに街並みが続く(2019年)

ラス・パルマス市街に面したラス・カンテラス海岸。沖の岩礁が波を和らげる約3kmの砂浜で、海沿いに街並みが続く(2019年)
写真: Bengt Nyman from Vaxholm, Sweden(2019年撮影) / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · LALIGA 2
ラス・パルマスのエンブレム

ラス・パルマス

エンブレムの権利はラス・パルマスに帰属します(チームの識別のために表示しています)

ラス・パルマス

Unión Deportiva Las Palmas, S.A.D.

📷 ラス・パルマス市街に面したラス・カンテラス海岸。沖の岩礁が波を和らげる約3kmの砂浜で、海沿いに街並みが続く(2019年)(写真: Bengt Nyman from Vaxholm, Sweden・2019年/CC BY 2.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • スタジアム南側の広場から見たエスタディオ・デ・グラン・カナリア。右手はバスケットボール用のグラン・カナリア・アリーナ(2022年)

    スタジアム南側の広場から見たエスタディオ・デ・グラン・カナリア。右手はバスケットボール用のグラン・カナリア・アリーナ(2022年)
    写真: Josef Gradinger(2022年撮影) / CC0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    スタジアム南側の広場から見たエスタディオ・デ・グラン・カナリア。右手はバスケットボール用のグラン・カナリア・アリーナ(2022年)

  • 旧市街ベゲタに建つサンタ・アナ大聖堂の正面(2012年撮影)

    旧市街ベゲタに建つサンタ・アナ大聖堂の正面(2012年撮影)
    写真: Victor R. Ruiz from Arinaga, Canary Islands, Spain(2012年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    旧市街ベゲタに建つサンタ・アナ大聖堂の正面(2012年撮影)

  • サンタ・アナ大聖堂の上から見た旧市街ベゲタのサンタ・アナ広場。奥の斜面に色とりどりの家並みが続く(2016年)

    サンタ・アナ大聖堂の上から見た旧市街ベゲタのサンタ・アナ広場。奥の斜面に色とりどりの家並みが続く(2016年)
    写真: CARLOS TEIXIDOR CADENAS(2016年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    サンタ・アナ大聖堂の上から見た旧市街ベゲタのサンタ・アナ広場。奥の斜面に色とりどりの家並みが続く(2016年)

写真: Josef Gradinger(2022年)・CC0・Commons / Victor R. Ruiz from Arinaga, Canary Islands, Spain(2012年)・CC BY-SA 2.0・Commons / CARLOS TEIXIDOR CADENAS(2016年)・CC BY-SA 4.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1949年
本拠地
ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア
スタジアム
エスタディオ・デ・グラン・カナリア
愛称
ラ・ウニオン・デポルティーバ(La Unión Deportiva)

大西洋に浮かぶスペイン領カナリア諸島、グラン・カナリア島の州都ラス・パルマスを本拠とするクラブ。1949年に島の5クラブが合併して生まれ、1968-69シーズンにはラ・リーガ準優勝を果たした。2026年1月にヴィッセル神戸から宮代大聖が期限付きで加入し、同年6月に完全移籍。2007-08シーズンの福田健二以来、クラブ2人目の日本人選手となった。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典37件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 ラス・パルマスの日本人選手の今

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 ラス・パルマスの歴史

1949年8月22日、ラス・パルマスにあったレアル・クルブ・ビクトリア、マリノFC、CDグラン・カナリア、アトレティコ・クルブ、アレナス・クルブの5クラブが合併して誕生した。合併には当初、乗り気でなかったクラブもあったという。誕生からわずか2年で1部まで駆け上がり、創設から2季連続で昇格して1部に到達した唯一のスペインのクラブとされる。

黄金期は1960年代から70年代。1964-65シーズンに1部へ復帰すると19シーズン連続で1部にとどまり、1967-68シーズンに3位、1968-69シーズンにはレアル・マドリードに次ぐ2位とクラブ史上最高の成績を残した。この頃のチームを支えたのは、ジェルマン・デボラやトノノといった島出身の選手たちで、1960〜70年代にはクラブから7人がスペイン代表に選ばれている。1970年代にはアルゼンチンからGKカルネバリ、FWモレテ、ブリンディシらが加わり、1978年には国王杯の決勝に進んだ(バルセロナに1-3で敗戦)。欧州の舞台にも3度立ち、1977-78シーズンのUEFAカップではイプスウィッチ・タウンと対戦した。

1982-83シーズンに降格してからは長い低迷期に入る。1992年には多額の負債を抱えて3部相当のセグンダBまで落ち、2000年に1部へ戻ったものの、2004年に再びセグンダBへ降格して会社更生手続きに入った。手続きが終わったのは2015年6月。同じ2014-15シーズンには、地元出身のフアン・カルロス・バレロンやジョナタン・ビエラを擁して昇格プレーオフでサラゴサを破り、13年ぶりに1部へ復帰した。

その後は昇降格を繰り返している。2017-18シーズンに降格し、2022年1月にバルセロナの育成畑出身のガルシア・ピミエンタ監督が就任すると、2022-23シーズンに2位で昇格し、降格から5シーズンで1部へ戻った。2023-24シーズンは16位で残留したが、2024-25シーズンは19位で2部へ降格した。2部1年目の2025-26シーズンはルイス・ガルシア監督のもとで5位に入ったものの、昇格プレーオフ準決勝でマラガに敗れた(1戦目0-1、2戦目1-1)。

2026-27シーズンはルベン・デ・ラ・バレラ監督でスタートしたが、2部の第9節までに3勝2分け4敗と振るわず、クラブは2026年10月12日に退任を発表。セカンドチームのフアン・マヌエル・ロドリゲス監督の暫定指揮を経て、10月29日にバルセロナのセカンドチーム(バルサ・アトレティック)などを率いたアルベルト・サンチェス監督が就任した。そのなかで宮代大聖は開幕から結果を残し、2026年8月のラ・リーガ2部月間最優秀選手に選ばれている。

ラス・パルマスのエンブレム

ラス・パルマス

エンブレムの権利はラス・パルマスに帰属します(チームの識別のために表示しています)

エンブレム青い盾の中央にラス・パルマス市の紋章を置き、その下に1949年に合併した5クラブのエンブレムを並べた意匠。上部の王冠は、合併に加わったレアル・クルブ・ビクトリアが持っていた「レアル(王室の)」の称号を受け継いだもので、クラブ自体はレアルを名乗っていない。デザインはシモン・ドレステによる。黄色と青のクラブカラーはグラン・カナリア島の旗の色に由来する。

愛称: ラ・ウニオン・デポルティーバ(La Unión Deportiva) / ロス・アマリージョス(Los Amarillos、「黄色い軍団」) / ピオ・ピオ(Pío Pío、カナリアの鳴き声)

RECORD

🏆 ラス・パルマスの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22ラ・リーガ2部4シーズン途中の2022年1月にガルシア・ピミエンタ監督が就任。昇格プレーオフ準決勝でテネリフェとの「カナリア・ダービー」に敗れる[1][4][6]
2022-23ラ・リーガ2部22位で自動昇格し、2018年の降格から5シーズンで1部復帰[1][2][6]
2023-24ラ・リーガ161部残留。ガルシア・ピミエンタ監督はシーズン終了とともに退任[1][6]
2024-25ラ・リーガ192024年10月にルイス・カリオン監督からディエゴ・マルティネス監督に交代したが、2部降格[1][5]
2025-26ラ・リーガ2部5ルイス・ガルシア監督。1月に宮代大聖が加入。昇格プレーオフ準決勝でマラガに合計1-2で敗れる[1][7][10][11]
LEGENDS

⭐ ラス・パルマスを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 ラス・パルマスの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るラス・パルマスと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン ラス・パルマス・デ・グラン・カナリア

地域
カナリア諸島自治州ラス・パルマス県(グラン・カナリア島)
人口
約38.2万人(2025年、スペイン国立統計局の381,868人)

日本だと大阪府吹田市(約39万人)くらいの規模

カナリア諸島は、アフリカ大陸の北西岸から約100キロ沖の大西洋に浮かぶ7つの主要な島からなるスペイン領。ラス・パルマスはグラン・カナリア島(人口約87万人)の北東端にある港町で、カナリア諸島で最も人口の多い都市だ。テネリフェ島のサンタ・クルス・デ・テネリフェと並ぶカナリア諸島の州都でもある。時間帯は本土より1時間遅い西ヨーロッパ時間を使う。

1478年、スペインによるグラン・カナリア島征服の拠点として、現在の旧市街ベゲタに築かれたのが街の始まり。1492年にはコロンブスがアメリカ大陸へ向かう航海の途中で立ち寄り、船の修理をしたと伝えられ、ゆかりの「コロンブスの家」は博物館になっている。

年間の平均気温は21〜22度ほど。1996年に米シラキュース大学の研究者が「世界で最も気候の良い都市」と評価したことでも知られる。市街の目の前には、天然の岩礁に守られた全長約3キロのラス・カンテラス海岸が広がる。カーニバルはカナリア諸島を代表する祭りだ。

島のクラブであるため、アウェー戦はほぼすべて飛行機での移動になる。2025年12月のセウタ戦では、悪天候で前日の便が欠航し、一部の選手が当日早朝のフェリーで海を渡ってキックオフの数時間前に現地入りした。

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STADIUM

🏟️ ラス・パルマスのスタジアム ― エスタディオ・デ・グラン・カナリア

収容人数
32,392人
開場
2003年

グラン・カナリア島政府(カビルド)が所有するスタジアム。2003年5月8日に開場し、こけら落としのアンデルレヒトとの親善試合は2-1でラス・パルマスが勝った。カナリア諸島で最大のスタジアムだ。

開場当初は陸上トラックがあったが、2014年11月から16か月をかけた改修でトラックを撤去し、観客席をピッチに近づけたサッカー専用スタジアムに生まれ変わった。観客動員の記録は2024年1月27日のレアル・マドリード戦の32,037人。スペイン代表の試合も3度開かれている。

2030年W杯(スペイン・ポルトガル・モロッコ共催)の開催会場に選ばれており、2029年夏の完成を目標に、収容人数を4万人以上に増やして屋根を架ける改修が計画されている。

1949年の創設から2003年までは市内シウダー・ハルディン地区のエスタディオ・インスラール(最大収容約22,000人)。現在はスタンドの一部を残した公園になっている。

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ACADEMY

🌱 育成 ― 下部組織/シウダー・デポルティーバ・バランコ・セコ

練習拠点は、2019年7月8日に開設された市内バランコ・セコ地区のシウダー・デポルティーバ(練習場)。セカンドチームのラス・パルマス・アトレティコは1976年に創設された。

島の内外から有望な若手が集まり、セカンドチーム出身のフアン・カルロス・バレロン、2001年にレアル・マドリードから2得点を奪ったルベン・カストロ、隣のテネリフェ島から来たペドリらを1部へ送り出してきた。

主な出身選手: フアン・カルロス・バレロン、ルベン・カストロ、ペドリ

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SUPPORTERS

📣 ラス・パルマスのサポーターとライバル

サポーターとクラブのシンボルは「ピオ・ピオ(Pío Pío)」。スペイン語でひよこや小鳥の鳴き声を表す言葉で、テネリフェとのダービーで、ファンのフェルナンド・バンデラさんが相手スタンドの声に「ピオ・ピオ」と90分間言い返し続けたのが始まりとされる。以来、スタンドの掛け声として定着し、クラブのマスコットも黄色と青のユニフォームを着たカナリアの「ピオ・ピオ」だ。

ホームゲームではスタンドが黄色いユニフォームとマフラーで埋まる。宮代大聖もこのサポーターの間で人気の選手になっている。

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ACCESS

✈️ 日本からラス・パルマスの試合を観戦するには

日本からの直行便はなく、マドリードなど欧州の空港で乗り継いでグラン・カナリア空港へ。空港は島の東海岸にあり、ラス・パルマス市街の南約19キロ。マドリード便はこの空港で最も利用者の多い国内線だ。カナリア諸島は本土より1時間遅い時間帯なので、試合開始時刻の確認に注意したい。

スタジアムへは市営バス(グアグアス・ムニシパレス)が便利で、試合日には市中心部方面からの路線が増便され、港やテアトロのバスターミナルから臨時の「フットボール」便が出ることもある(2022年の例)。

チケットはクラブ公式サイトの「Entradas」で販売される。入場券は記名式で、入場時に身分証明書の提示を求められることがあるため、パスポートを持参したい。

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出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)UD Las Palmas(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(スペイン語版)Unión Deportiva Las Palmas(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] UD Las Palmas 公式(チケット案内)(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] Wikipedia(英語版)2021–22 Segunda División(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Wikipedia(英語版)2024–25 UD Las Palmas season(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(スペイン語版)Francisco Javier García Pimienta(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] RTVC(ルイス・ガルシア監督の退任とデ・ラ・バレラ監督の就任・2026年6月22日)(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] RTVC(フアン・マヌエル・ロドリゲス暫定監督・2026年10月13日)(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] RTVC(アルベルト・サンチェス監督の就任・2026年10月29日)(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] RTVC(昇格プレーオフ準決勝 マラガ対ラス・パルマス 第2戦・2026年6月)(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] サッカーキング(宮代大聖がラス・パルマスへ完全移籍・2026年6月25日)(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] サッカーキング(宮代大聖のラス・パルマス加入・2026年1月16日)(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] RTVC(宮代大聖の入団会見・2026年1月20日)(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] RTVC(ラス・パルマスが宮代大聖を2030年まで完全保有・2026年6月25日)(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Wikipedia(日本語版)福田健二(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] Wikipedia(英語版)Kenji Fukuda(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] LALIGA プレスリリース(共同通信PRワイヤー配信・宮代大聖の日本メディア向け会見・2026年4月17日)(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] LaLiga 公式(ラス・パルマスはなぜ「ピオ・ピオ」と呼ばれるのか)(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(スペイン語版)Derbi canario(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Wikipedia(英語版)Estadio de Gran Canaria(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] Wikipedia(スペイン語版)Estadio Insular(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] Wikipedia(スペイン語版)Las Palmas de Gran Canaria(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] Wikipedia(英語版)Canary Islands(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] Wikipedia(英語版)Time in Spain(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] Wikipedia(英語版)Gran Canaria Airport(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] 吹田市 公式(令和7年国勢調査結果・速報)(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] El Debate(ラス・パルマス監督がセウタへの移動を批判・2025年12月15日)(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] Guaguas Municipales(カナリア・ダービー開催日のバス特別運行・2022年6月)(2026-11-05 閲覧)
  29. [29] Wikipedia(スペイン語版)Germán Dévora(2026-11-05 閲覧)
  30. [30] Wikipedia(英語版)Tonono(2026-11-05 閲覧)
  31. [31] Wikipedia(英語版)Luis Molowny(2026-11-05 閲覧)
  32. [32] Wikipedia(英語版)Daniel Carnevali(2026-11-05 閲覧)
  33. [33] Wikipedia(英語版)Juan Carlos Valerón(2026-11-05 閲覧)
  34. [34] Wikipedia(英語版)Jonathan Viera(2026-11-05 閲覧)
  35. [35] Wikipedia(英語版)Pedri(2026-11-05 閲覧)
  36. [36] LaLiga 公式(宮代大聖がラ・リーガ2部の8月の月間最優秀選手に・2026年9月11日)(2026-11-05 閲覧)
  37. [37] グラン・カナリア島観光局公式ブログ(グラン・カナリアでラ・リーガ観戦)(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。