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日本代表、16強突破の確率は24%。それでも、その数字に賭ける理由 (チュニジア戦後に26%にUp)

2026年6月20日 リリース·独自記事

2026年6月21日 午前8時(日本時間)/同じグループのオランダがスウェーデンを5-1で下した直後、日本対チュニジアのキックオフを待ちながら

24%。

まずはこの数字を、置いておきたい。

日本がこのワールドカップでベスト8に立つ確率だ。コンピューターが残りの試合を何千通りも回して、はじき出した答え。ざっくり、4回に1回。

裏を返せば、4回に3回は、また同じ場所で旅が終わる。

正直に言う。いつも通りだ。

特別に運が悪いわけでも、特別に恵まれたわけでもない。グループ突破はもう98%、ほぼ確定の世界にいる。けれど、その先のノックアウトになると、数字はすっと冷たくなる。日本はいつだって、この壁の手前で「分の悪い側」に置かれてきた。今回も、そうなのだ。


そもそも、なぜ「24%」なんて数字を出せるのか。

正直に白状すると、決勝トーナメントの予想は、難しすぎる。難しすぎる、なんてものじゃない。

グループの順位がひとつ動くだけで、対戦相手はごっそり入れ替わる。3位で勝ち上がるチームの組み合わせは、規定上だけで何百通りもある。誰が、誰と当たるのか。可能性は、文字通り無数にあるのだ。

頭の中だけでは、もう追いつかない。

だから、作ってみた。

残りの試合をコンピューターで何千通りも回し、グループ順位から決勝までを通しで計算する、統計的な予測ツールを。自分の手で。日本がどのラウンドに、何%でたどり着くのか——その数字を、結果が出るたびに毎日はじき直している。

W杯決勝トーナメント予想ツールはこちら

この記事に出てくる数字は、すべてそこから引いている。


ただ、ここで思い出してほしいことがある。

歴史を振り返れば、日本が決勝トーナメントに駒を進めたとき、そこにはたいてい「番狂わせ」があった。下馬評をひっくり返した夜があった。

南アフリカでの2位通過。ロシアでの薄氷の突破。そしてカタールでは、ドイツとスペインを、両方とも倒した。

あの試合の事前確率は、いったい何%だっただろう。

たぶん、24%より、ずっと低かった。

つまり日本というチームは、確率の低いくじを、現実に何度か当ててきたチームなのだ。24%は、幻の数字じゃない。むしろ、過去に自分たちの手で引き当ててきた「くじの長さ」と、そう変わらない。

しかも、だ。決勝トーナメントでの敗退は、ベルギー戦をのぞけば、すべて延長やPKまでもつれている。力でねじ伏せられたわけじゃない。あと一歩を、詰めきれなかっただけ。

24%の中身は、一方的に殴られて終わる24%じゃない。あと一歩を、めぐる24%なのだ。


そして、この予測には弱点がある。

数字のもとになっているのは、各国の強さをたった一つの値に圧縮した指標だ。便利だが、あくまで「過去の積み重ね」でしかない。

主力の負傷も、いまの調子も、監督が代わったことも、相手との相性も、PKという名のコイントスも——その値は、何も見ていない。

日本が世界を驚かせてきたのは、いつだって、その「数字の外側」だった。規律。走力。チームとしての完成度。一人がダメでも、次の誰かが出てくる厚み。

それは、コンピューターには測れない。

だから日本目線では、こう言いたい。数字が見落としているもの。そこに、賭ける価値はある。


最後に、ひとつ悩ましい話を。

確率を上げたいなら、グループ1位で抜けるのがいい。組み合わせが軽くなる——ふつうは、そうだ。

ところが今回は、そう単純じゃない。

1位で抜けた先の山には、ブラジルが待っている可能性が高い。2位なら、まずモロッコ、勝ってノルウェー。どちらが楽かなんて、簡単には言えない。

1位がいいのか。本当に?

わからない。

わからないけれど、ひとつだけ確かなことがある。順位は、自分たちの手で決められる、数少ない変数だということ。誰と当たるか、最後は時の運でも、どの山に入るかは、ピッチの上で勝ち取れる。

24%。

低い。けれど、ゼロじゃない。

日本はいつも、この「低い」を、何度か覆してきた。

今回も、覆せばいい。それだけの話だ。

※ 数字は試合が進むたびに動く。最新の予測はこちら

※ 事実関係は引用元の海外メディア記事に基づきます。引用ルールや著作権の取扱いについては 編集ポリシーをご覧ください。

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