サッカー欧州組 wire
夕焼けに染まる試合中のMKMスタジアム(2023年撮影)。右奥にはアーチ型の照明塔が立つ

夕焼けに染まる試合中のMKMスタジアム(2023年撮影)。右奥にはアーチ型の照明塔が立つ
写真: Andy Beecroft(2023年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · PREMIER LEAGUE
ハル・シティのエンブレム

ハル・シティ

エンブレムの権利はハル・シティに帰属します(チームの識別のために表示しています)

ハル・シティ

Hull City Association Football Club

📷 夕焼けに染まる試合中のMKMスタジアム(2023年撮影)。右奥にはアーチ型の照明塔が立つ(写真: Andy Beecroft・2023年/CC BY-SA 2.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • 東側の公園から見たMKMスタジアムの外観(2026年撮影)

    東側の公園から見たMKMスタジアムの外観(2026年撮影)
    写真: Hullian111(2026年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    東側の公園から見たMKMスタジアムの外観(2026年撮影)

  • アーチ型の照明塔とスタンドの屋根越しに見えるハル中心部の街並み(2010年撮影)

    アーチ型の照明塔とスタンドの屋根越しに見えるハル中心部の街並み(2010年撮影)
    写真: Neil Theasby(2010年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    アーチ型の照明塔とスタンドの屋根越しに見えるハル中心部の街並み(2010年撮影)

  • 港町ハルの街なかにあるヨットハーバー、ハル・マリーナ(2024年撮影)

    港町ハルの街なかにあるヨットハーバー、ハル・マリーナ(2024年撮影)
    写真: Hullian111(2024年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    港町ハルの街なかにあるヨットハーバー、ハル・マリーナ(2024年撮影)

写真: Hullian111(2026年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Neil Theasby(2010年)・CC BY-SA 2.0・Commons / Hullian111(2024年)・CC BY-SA 4.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1904年
本拠地
キングストン・アポン・ハル(通称ハル)
スタジアム
MKMスタジアム
愛称
タイガーズ(The Tigers)

イングランド北東部、ハンバー川の河口に面した港町キングストン・アポン・ハルを本拠とするクラブ。琥珀色と黒の縞のユニフォームから「タイガーズ」と呼ばれ、2008年に創設104年目で初めてトップリーグに昇格、2014年にはFAカップ決勝まで勝ち上がった。2026年5月、レンタル加入していた平河悠が決勝点の起点となった昇格プレーオフ決勝を制して9年ぶりにプレミアリーグへ戻り、同年夏には守田英正が加わった。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典28件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

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2026-27シーズンのプレミアリーグで11位(20チーム中・勝ち点11)順位表 →

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 ハル・シティの歴史

ラグビーリーグの人気が根強い街で、サッカークラブづくりは難航していたが、1904年6月28日にハル・シティが誕生した。当初はラグビーのハルFCの本拠地ボールヴァードなどを借りて試合を行い、1年目に44試合の親善試合をこなしたのち、1905-06シーズンからフットボールリーグ2部に加わった。1906年3月には専用のアンラビー・ロードを開き、1929-30シーズンにはFAカップ準決勝まで進んでアーセナルと再試合を戦った。第二次世界大戦後はブースフェリー・パークに移り、1948-49シーズンには元イングランド代表のライチ・カーターが選手兼監督として3部北地区優勝を果たした。

1965-66シーズンにはケン・ワグスタッフとクリス・チルトンの2トップを軸に3部で優勝したが、トップリーグには長く手が届かなかった。2002年12月に市の公園内に建てられた新スタジアム(現MKMスタジアム)へ移ると、2003-04・2004-05シーズンに2年連続で昇格。2008年5月24日、ウェンブリーでの2部プレーオフ決勝で地元出身のディーン・ウィンダスがボレーを決めてブリストル・シティを1-0で破り、創設104年目で初めてトップリーグへ昇格した。初年度の2008-09シーズンはアーセナルに敵地で勝つなど序盤に躍進し、17位で残留したが、翌2010年に降格した。

2010年12月にエジプト出身の実業家アッセム・アラムがオーナーとなり、2012年6月にスティーブ・ブルース監督が就任。2012-13シーズンに2部2位でプレミアリーグへ戻ると、2013-14シーズンにはクラブ史上初の主要大会決勝となるFAカップ決勝に進出し、延長の末にアーセナルに2-3で敗れた。この準優勝で2014-15シーズンにクラブ初の欧州カップ戦となるヨーロッパリーグに予選3回戦から出場し、予選プレーオフで敗退。2015年に降格したものの、2016年のプレーオフ決勝でシェフィールド・ウェンズデイを破って1年で復帰した。

アラム体制では、2013年にクラブ名を「ハル・タイガーズ」に変えようとする計画が持ち上がった。伝統あるクラブ名を守ろうとするサポーターが強く反発し、イングランドサッカー協会(FA)の評議会は2014年4月9日、63.5%の票で名称変更を認めなかった。その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が2015年3月に手続き上の不備を指摘する判断を出したが、クラブ名は現在も「ハル・シティ」のままだ。チームは2017年に再びプレミアリーグから降格し、2020年には3部(リーグ1)に転落したが、2020-21シーズンにリーグ1優勝で1年で2部に戻った。

2022年1月19日、トルコのメディア実業家アジュン・ウルジャルがクラブの買収を完了し、アラム家の時代が終わった。2部では中位から下位が続き、2024-25シーズンは最終節の引き分けでかろうじて残留。2025年6月にセルゲイ・ヤキロヴィッチ監督が就任すると、2025-26シーズンは6位でプレーオフに進出し、準決勝でミルウォールを下したあと、5月のウェンブリーでの決勝でミドルズブラを1-0で破って9年ぶりにプレミアリーグへ復帰した。決勝点は後半アディショナルタイム、途中出場の平河悠のクロスを起点にオリ・マクバーニーが押し込んだものだった。

ハル・シティのエンブレム

ハル・シティ

エンブレムの権利はハル・シティに帰属します(チームの識別のために表示しています)

エンブレム伝統のカラーは琥珀色(アンバー)と黒で、縞模様のシャツが「タイガーズ」の愛称の由来になった。初期のエンブレムはハル市の紋章に描かれた3つの王冠で、1947-48シーズンに琥珀色の盾に収めた虎の顔が初めて登場した。1970年代に頭文字「HCAFC」を使った時期を経て虎の顔に戻り、2014-15シーズンには虎の顔と「1904」だけの盾になったが、クラブ名が消えたことにサポーターの不満が強かった。2019年2月にはサポーターの意見を取り入れた新しいエンブレムが発表され、2019-20シーズンから使われている。

愛称: タイガーズ(The Tigers)

RECORD

🏆 ハル・シティの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22EFLチャンピオンシップ(2部)19リーグ1優勝で2部に復帰したシーズン。2022年1月にアジュン・ウルジャルが買収を完了し、ショタ・アルヴェラゼ監督のもとで残留[1][2]
2022-23EFLチャンピオンシップ(2部)152022年11月にリアム・ロシニア監督が就任[1][2]
2023-24EFLチャンピオンシップ(2部)7プレーオフ圏まで勝ち点3差。シーズン後にロシニア監督が解任された[1][2]
2024-25EFLチャンピオンシップ(2部)21ティム・ヴァルター監督の解任後、ルベン・セジェス監督のもとで最終節のポーツマス戦を1-1で引き分けて残留[1][2]
2025-26EFLチャンピオンシップ(2部)6ヤキロヴィッチ監督の1年目。1月に平河悠がレンタルで加入。プレーオフ決勝でミドルズブラを1-0で破り、9年ぶりのプレミアリーグ昇格[1][2][16]
LEGENDS

⭐ ハル・シティを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 ハル・シティの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るハル・シティと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン キングストン・アポン・ハル(通称ハル)

地域
イングランド・イースト・ライディング・オブ・ヨークシャー
人口
約27.5万人(2024年、英国国家統計局ベースの推計)

日本だと青森市(約25万人)よりひと回り大きい港町

ハル川がハンバー川の河口に注ぐ地点に広がる港町で、北海からはおよそ40キロ内陸にある。12世紀末に修道士たちが羊毛を積み出す港として開いたのが始まりで、1299年にエドワード1世から勅許を受けて「王の町(キングス・タウン)」アポン・ハルとなった。

19世紀半ばまでは捕鯨で栄え、その後は遠洋トロール漁の一大拠点に。第二次世界大戦では激しい空襲を受け、市内の住宅の約95%が被害を受けた。いまも港からはロッテルダム行きのフェリーが毎晩出ており、街なかの歩道には海の生き物を刻んだ「セブン・シーズ・フィッシュ・トレイル」が漁業の歴史を伝える。

奴隷貿易の廃止に尽力したウィリアム・ウィルバーフォースの出身地で、2017年には「英国文化都市」に選ばれた。1972年から1981年にかけて造られたハンバー橋は、完成当時は世界最長の単径間吊り橋だった。英国で唯一、独自の電話会社を持つ都市でもあり、街角にはクリーム色の電話ボックスが立つ。

ラグビーリーグの街としても知られ、ハルFCとハル・キングストン・ローヴァーズの2クラブがある。ハル・シティはこのうちハルFCとスタジアムを共用している。

[22][23][24]

STADIUM

🏟️ ハル・シティのスタジアム ― MKMスタジアム

収容人数
25,586人
開場
2002年

市の西部、ウェスト・パークの公園内に建つハル市所有のスタジアム。工費は約4,400万ポンドで、2002年12月18日にサンダーランドとの親善試合(1-0)でこけら落としを迎えた。2003年からはラグビーリーグのハルFCも本拠地にしている。

開場時の名称は地元の通信会社にちなむ「KCスタジアム」で、2016年に「KCOMスタジアム」、2021年6月に建材会社との契約で「MKMスタジアム」となった。2層構造の西スタンド以外は1層のスタンドがピッチを囲む。ハル・シティの試合の最多観客は、2010年5月のリヴァプール戦の25,030人。

第二次世界大戦後から2002年12月まで本拠地だったブースフェリー・パーク。1949年のマンチェスター・ユナイテッド戦ではクラブ最多の55,019人を集めた。

[1][3][4]

SUPPORTERS

📣 ハル・シティのサポーターとライバル

琥珀色と黒の縞のユニフォームが象徴で、スタジアムでは北スタンドがもっとも声の大きいホームサポーターの陣取る場所とされる。ナイトゲームの前には照明演出も行われる。

クラブ名を「ハル・タイガーズ」に変える計画には多くのサポーターが反対運動を起こし、伝統ある名前を守った。2019年の新エンブレムもサポーターの意見を取り入れて作られている。

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ACCESS

✈️ 日本からハル・シティの試合を観戦するには

日本からはロンドンを経由するのが一般的。ロンドン・キングス・クロス駅からハル・パラゴン駅まではハル・トレインズとLNERの直通列車があり、2026年夏ダイヤでは平日1日8本(土日は7本)、平均所要時間は約2時間40分。

スタジアムはハル・パラゴン駅(バスと鉄道のターミナルを兼ねた「パラゴン・インターチェンジ」)から徒歩約20分。

チケットはクラブ公式サイトから入るチケット販売サイトで扱っている。ハル・シティはシーズンチケットの代わりに年間会員(メンバーシップ)制をとっており、会員向けの販売が中心になる。観戦を考えるなら、試合ごとの販売スケジュールと会員登録の条件を公式サイトで早めに確認したい。

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出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)Hull City A.F.C.(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(英語版)List of Hull City A.F.C. seasons(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] Wikipedia(英語版)MKM Stadium(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] Football Ground Guide(MKM Stadium by the numbers)(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Football Ground Guide(MKM Stadium 観戦ガイド)(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(英語版)Chris Chilton(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] Wikipedia(英語版)Ken Wagstaff(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] Wikipedia(英語版)Raich Carter(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] Wikipedia(英語版)Andy Davidson (footballer)(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] Wikipedia(英語版)Dean Windass(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語版)Ian Ashbee(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Wikipedia(英語版)Phil Brown (footballer, born 1959)(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] Wikipedia(英語版)Steve Bruce(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] Wikipedia(英語版)Yū Hirakawa(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] サッカーキング(平河悠、ハル加入翌日のデビュー戦でアシスト・2026年1月)(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] サッカーキング(ハルがプレーオフ決勝でミドルズブラを破りプレミア昇格・2026年5月)(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] サッカーキング(ハル・シティが守田英正の加入を発表・2026年7月)(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] フットボールチャンネル(守田英正、カラバオカップでハルでの公式戦デビュー・2026年8月)(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(英語版)Hidemasa Morita(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Star News Korea(守田英正のハル加入と本人コメント・2026年7月)(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] Wikipedia(日本語版)ハル・シティAFC(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] Wikipedia(英語版)Kingston upon Hull(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] City Population(キングストン・アポン・ハルの人口・英国国家統計局ベース)(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] Wikipedia(日本語版)青森市(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] Wikipedia(英語版)Humber derby(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] Wikipedia(英語版)Hull Trains(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] Live Departures(ロンドン・キングス・クロス〜ハル間の時刻表と平均所要時間)(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] Hull City 公式サイト(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。