サッカー欧州組 wire
上空から見たポートマン・ロード(2015年撮影)。イプスウィッチの市街地の中に建つサッカー専用スタジアム

上空から見たポートマン・ロード(2015年撮影)。イプスウィッチの市街地の中に建つサッカー専用スタジアム
写真: John Fielding from Norwich, UK(2015年撮影) / CC BY 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · PREMIER LEAGUE
イプスウィッチ・タウンのエンブレム

イプスウィッチ・タウン

エンブレムの権利はイプスウィッチ・タウンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

イプスウィッチ・タウン

Ipswich Town Football Club

📷 上空から見たポートマン・ロード(2015年撮影)。イプスウィッチの市街地の中に建つサッカー専用スタジアム(写真: John Fielding from Norwich, UK・2015年/CC BY 2.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • 試合前、散水中のポートマン・ロードのピッチ。2023-24シーズンの開幕日に撮影

    試合前、散水中のポートマン・ロードのピッチ。2023-24シーズンの開幕日に撮影
    写真: James Cracknell(2023年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    試合前、散水中のポートマン・ロードのピッチ。2023-24シーズンの開幕日に撮影

  • かつてのドックを生まれ変わらせたウォーターフロント。岸沿いにホテルや集合住宅が並び、マリーナにはボートが停泊する

    かつてのドックを生まれ変わらせたウォーターフロント。岸沿いにホテルや集合住宅が並び、マリーナにはボートが停泊する
    写真: Stephen McKay(2023年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    かつてのドックを生まれ変わらせたウォーターフロント。岸沿いにホテルや集合住宅が並び、マリーナにはボートが停泊する

  • クライストチャーチ公園から見た邸宅、クライストチャーチ・マンション

    クライストチャーチ公園から見た邸宅、クライストチャーチ・マンション
    写真: Robert Lamb(2021年撮影) / CC BY-SA 2.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    クライストチャーチ公園から見た邸宅、クライストチャーチ・マンション

写真: James Cracknell(2023年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Stephen McKay(2023年)・CC BY-SA 2.0・Commons / Robert Lamb(2021年)・CC BY-SA 2.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1878年
本拠地
イプスウィッチ
スタジアム
ポートマン・ロード
愛称
ブルーズ(The Blues)

イングランド東部サフォーク州の州都イプスウィッチを本拠とするクラブ。アルフ・ラムジー監督のもとで昇格1年目の1961-62シーズンにイングランド王者となり、ボビー・ロブソン監督時代には1978年のFAカップと1981年のUEFAカップを制した。2025-26シーズンに1年でプレミアリーグへ復帰し、2026年夏にはクラブ史上初の日本人選手として前田大然が加入した。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典26件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 イプスウィッチ・タウンの日本人選手の今

2026-27シーズンのプレミアリーグで14位(20チーム中・勝ち点11)順位表 →

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 イプスウィッチ・タウンの歴史

1878年10月16日にアマチュアクラブとして誕生し、1888年にイプスウィッチ・ラグビークラブと合併して現在の「イプスウィッチ・タウン」となった。本拠地ポートマン・ロードは1884年から使い続けている。長くアマチュアで活動したのち1936年にプロ化し、最初のシーズン(1936-37)にサザンリーグを制覇。1938年5月30日にフットボールリーグへの加盟が認められた。

黄金期の始まりは1955年8月のアルフ・ラムジー監督の就任だった。1956-57シーズンに3部南地区で優勝すると、1960-61シーズンには2部を制して初めてトップリーグへ。昇格1年目の1961-62シーズンにいきなり1部(当時の最上位リーグ)で優勝し、イングランド王者となった。ラムジーは1963年にイングランド代表監督へ転じ、1966年W杯で母国を世界王者に導いている。

1969年1月に就任したボビー・ロブソン監督は、育成組織出身の選手を軸に13年余りチームを率いた。1978年のFAカップ決勝でアーセナルを1-0で破って初優勝し、1980-81シーズンにはUEFAカップ決勝でAZ(オランダ)を2試合合計5-4で下して欧州の頂点に立った。リーグでも1980-81・1981-82シーズンに2年連続で2位に入った。ロブソンは1982年にイングランド代表監督に就任し、のちにPSVやポルト、バルセロナも指揮した。

1991-92シーズンには2部優勝で、翌シーズン発足のプレミアリーグの初代メンバーとなったが、1995年に降格。2000年に昇格プレーオフ決勝でバーンズリーに4-2で勝ってプレミアへ戻ると、2000-01シーズンに5位へ躍進してUEFAカップに出場した。しかし2002年に再び降格し、その後は長く2部で過ごした。2019年には3部(リーグ1)に降格している。

2021年4月、米国の投資グループが主導するゲームチェンジャー20社がクラブの過半数株式を取得。同年12月に就任したキーラン・マッケナ監督のもとで、2022-23シーズンにリーグ1で2位、2023-24シーズンにチャンピオンシップ(2部)で2位と2年連続で昇格し、22年ぶりにプレミアリーグへ戻った。2024-25シーズンは19位で1年で降格したが、2025-26シーズンは最終節でQPRを3-0で下して2位に入り、即座にプレミア復帰を決めた。マッケナは2026年6月に退任し、ゲイリー・オニールが後任に就いている。

イプスウィッチ・タウンのエンブレム

イプスウィッチ・タウン

エンブレムの権利はイプスウィッチ・タウンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

エンブレム現在のエンブレムの原型は1972年、サポーターズクラブのコンペで選ばれたデザイン。考案者のジョン・ガメージは、サフォーク州原産の重種馬「サフォーク・パンチ」を中央に据え、街の歴史的建造物の象徴として、1528年にトマス・ウルジー枢機卿が創設した学寮の門「ウルジー・ゲート」の意匠を加えた。1995年に手直しが加えられた。農業が盛んな土地柄を映した馬の図柄は、「トラクター・ボーイズ」という愛称とも響き合う。

愛称: ブルーズ(The Blues) / トラクター・ボーイズ(The Tractor Boys)

RECORD

🏆 イプスウィッチ・タウンの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22リーグ1(3部)112021年12月にキーラン・マッケナ監督が就任[2][11]
2022-23リーグ1(3部)2勝ち点98・リーグ戦101得点で2位、チャンピオンシップへ自動昇格[1][2]
2023-24チャンピオンシップ(2部)2勝ち点96で2位、22年ぶりのプレミアリーグ昇格。2年連続の昇格[1][2][11]
2024-25プレミアリーグ194月にニューカッスル戦で敗れて降格が決まり、1年でチャンピオンシップへ[1][2][13]
2025-26チャンピオンシップ(2部)2最終節でQPRに3-0で勝って2位を確保し、1年でプレミアリーグ復帰[2][11][13]
LEGENDS

⭐ イプスウィッチ・タウンを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 イプスウィッチ・タウンの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るイプスウィッチ・タウンと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン イプスウィッチ

地域
サフォーク州(イングランド東部)
人口
約14万人(2024年6月、英国国家統計局の推計)

日本だと東京都武蔵野市(約15万人)くらいの規模

ロンドンの北東約105キロ、オーウェル川の河口に開けたサフォーク州の州都で、州内最大の街。サクソン時代から人が住み続けるイングランド有数の古い町で、中世には「ギペスウィック」と記された。

街は港とともに発展してきた。かつての工業用ドックは、マリーナやレストラン、サフォーク大学のキャンパスが並ぶウォーターフロントに生まれ変わっている。のちに権勢を振るうトマス・ウルジー枢機卿は1473年にこの街で生まれ、1528年に創設した学寮の門(ウルジー・ゲート)が今も残る。

クラブの愛称「トラクター・ボーイズ」は、この地域の農業の伝統を今に伝えている。

[18][19][20][21]

STADIUM

🏟️ イプスウィッチ・タウンのスタジアム ― ポートマン・ロード

収容人数
30,056人
開場
1884年

1884年から140年以上にわたって使われ続けている本拠地。イプスウィッチ駅から約400メートルと、駅から歩いてすぐの場所にある。2000年代初めの改修で収容人数は2万2,600人から3万人超に増え、2024年のプレミア昇格後は照明や更衣室などの設備を大幅に更新した。

4つのスタンドのうち2つは往年の名将の名前を冠し、北側が「サー・ボビー・ロブソン・スタンド」、南側が「サー・アルフ・ラムジー・スタンド」。スタジアムの周りにはラムジー、ロブソン、そして1970年代の名DFケヴィン・ビーティーの銅像が立つ。最多観客数は1975年3月8日のFAカップ、リーズ戦の3万8,010人。2003年には、イングランド代表がここで唯一のA代表戦(クロアチアとの親善試合)を行った。

[3][12]

ACADEMY

🌱 育成 ― イプスウィッチ・タウン・アカデミー(プレイフォード・ロード)

ロブソン監督時代のチームは育成組織出身の選手が軸で、外部から獲得した選手は在任中わずか14人だったとされる。FAユースカップでは1973年・1975年・2005年の3度優勝しており、1975年の優勝メンバーからはのちのクラブのレジェンド、ジョン・ウォークが育った。

練習拠点はプレイフォード・ロード。2025年7月にはプレミアリーグのアカデミー評価で初めて最上位のカテゴリー1に認定され、2025-26シーズンからその水準で運営されている。

主な出身選手: ミック・ミルズ、ケヴィン・ビーティー、テリー・ブッチャー、ジョン・ウォーク、キーロン・ダイアー、リチャード・ライト

[1][5][23][24]

SUPPORTERS

📣 イプスウィッチ・タウンのサポーターとライバル

「トラクター・ボーイズ」は農業地帯のクラブであることを逆手に取った自虐的な愛称で、2000〜2002年のプレミアリーグ在籍時に広まった。世界各地にサポーターズクラブの支部があり、2006年からはドイツのフォルトゥナ・デュッセルドルフのファンが毎年ポートマン・ロードを訪れる交流も続いている。

全席指定化後の最多観客数(3万152人)は2003年12月のノリッジ戦で記録されたもの。ライバルは隣州ノーフォークのノリッジ・シティで、両者の対戦は東アングリア地方の覇権をかけたダービーになる。

[1][3][17]

ACCESS

✈️ 日本からイプスウィッチ・タウンの試合を観戦するには

日本からはまずロンドンへ。ロンドン・リヴァプール・ストリート駅からグレーター・アングリア鉄道の直通列車でイプスウィッチ駅まで約1時間10分(速い列車で約1時間)、平日は1時間に最大3本ほど走っている。

ポートマン・ロードはイプスウィッチ駅から約400メートル。駅から徒歩数分で着く。

チケットはクラブ公式のチケットサイト(tickets.itfc.co.uk)で販売される。販売はシーズンチケット保有者、有料会員(メンバーシップ)、一般の順で、会員販売で売り切れて一般販売に回る席がない試合もある。観戦を考えるなら会員登録を検討し、最新の販売スケジュールは公式サイトで確認したい。

[3][25][26]

出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)Ipswich Town F.C.(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(英語版)List of Ipswich Town F.C. seasons(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] Wikipedia(英語版)Portman Road(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] Wikipedia(英語版)Alf Ramsey(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Wikipedia(英語版)Bobby Robson(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(英語版)Ray Crawford (footballer)(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] Wikipedia(英語版)Mick Mills(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] Wikipedia(英語版)John Wark(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] Wikipedia(英語版)Arnold Mühren(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] Wikipedia(英語版)Matt Holland(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語版)Kieran McKenna(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Wikipedia(英語版)Kevin Beattie(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] NBC Sports(イプスウィッチのプレミア復帰・2026年5月)(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] フットボールチャンネル(前田大然のイプスウィッチ加入・2026年7月)(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Sports Mole(イプスウィッチが前田大然の加入を発表・2026年7月)(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] 熊本日日新聞(前田大然、マンチェスター・シティ戦でプレミア初得点・2026年10月)(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] Wikipedia(英語版)East Anglian derby(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] Wikipedia(英語版)Ipswich(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] City Population(イプスウィッチ地区の人口・英国国家統計局ベース)(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Wikipedia(日本語版)武蔵野市(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] Wikipedia(英語版)Wolsey's Gate(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] Historical Football Kits(Ipswich Town のユニフォームとエンブレムの歴史)(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] TrainingGround Guru(イプスウィッチがアカデミーのカテゴリー1を初取得・2025年7月)(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] Wikipedia(英語版)FA Youth Cup(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] EveryRail(ロンドン〜イプスウィッチの鉄道)(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] Groundhopper Guides(イプスウィッチ・タウンのチケットの買い方)(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。