サッカー欧州組 wire
試合中のデン・ドリーフ。観客で埋まったメインスタンドの奥に高層住宅がのぞく

試合中のデン・ドリーフ。観客で埋まったメインスタンドの奥に高層住宅がのぞく
写真: Joliennoens(2024年撮影) / CC0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · JUPILER PRO LEAGUE
OHルーヴェンのエンブレム

OHルーヴェン

エンブレムの権利はOHルーヴェンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

OHルーヴェン

Oud-Heverlee Leuven

📷 試合中のデン・ドリーフ。観客で埋まったメインスタンドの奥に高層住宅がのぞく(写真: Joliennoens・2024年/CC0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • カフェやバーが軒を連ねるルーヴェンの旧市場広場(オウデ・マルクト)

    カフェやバーが軒を連ねるルーヴェンの旧市場広場(オウデ・マルクト)
    写真: Wentao Jiang(2017年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    カフェやバーが軒を連ねるルーヴェンの旧市場広場(オウデ・マルクト)

  • ラデューズ広場に建つKUルーヴェンの大学図書館(2023年)

    ラデューズ広場に建つKUルーヴェンの大学図書館(2023年)
    写真: Michielverbeek(2023年撮影) / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    ラデューズ広場に建つKUルーヴェンの大学図書館(2023年)

  • 世界遺産グルート・ベギン会院の路地。れんが造りの家並みが続く

    世界遺産グルート・ベギン会院の路地。れんが造りの家並みが続く
    写真: Vandevorst, Kris(2018年撮影) / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    世界遺産グルート・ベギン会院の路地。れんが造りの家並みが続く

写真: Wentao Jiang(2017年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Michielverbeek(2023年)・CC BY 4.0・Commons / Vandevorst, Kris(2018年)・CC BY 4.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
2002年
本拠地
ルーヴェン(フランス語名ルーヴァン)
スタジアム
キング・パワー・アット・デン・ドリーフ・スタディオン(デン・ドリーフ)
愛称
OHL(オー・ハー・エル)

ブリュッセルの東約25キロ、1425年創立の大学を抱える学生の街ルーヴェンを本拠とするクラブ。2002年に地元3クラブが合併して生まれた若いクラブで、2017年からはレスター・シティと同じタイの免税店大手キング・パワーが経営している。2023年の三竿健斗を皮切りに日本人選手の加入が続き、2026-27シーズンは山田新と荻原拓也がプレーしている。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典37件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 OHルーヴェンの日本人選手の今

2026-27シーズンのジュピラー・プロ・リーグで14位(18チーム中・勝ち点9)順位表 →

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 OHルーヴェンの歴史

ルーヴェンのサッカーの源流は、1903年創設のスタッド・ルーヴェン(登録番号18)にさかのぼる。2部リーグの常連で、1949-50シーズンには1部で1季だけ戦った。同じ街には1945年に複数のクラブが合併して生まれたダーリング・クラブ・ルーヴェンがあり、隣町オウト=ヘーフェルレーには1957年にベルギー協会に加盟したズワルテ・デュイフェルス(黒い悪魔)があった。2000年代初めには3クラブとも財政難に陥っていた。

2002年3月、ルーヴェン市の呼びかけで3クラブの合併が決まり、2つの自治体名を合わせた「オウト=ヘーフェルレー・ルーヴェン(OHL)」が誕生した。3部からスタートし、2005年に昇格プレーオフ決勝でヴィゼを延長戦の末4-2で破って2部へ。2010-11シーズンに2部で優勝し、ルーヴェンのクラブとして1949-50シーズン以来の1部昇格を果たした。2012年3月には残留を決め、ルーヴェンのクラブとして初めて2季続けて1部で戦うことになった。

その後は昇降格を繰り返した。2013-14シーズンに降格し、2015年5月に昇格プレーオフを制して1年で復帰したが、2015-16シーズンは最下位で再び2部へ。財政難が続くなか、2017年6月にタイのキング・パワー・インターナショナルが株式の92%を取得し、レスター・シティのオーナーだったヴィチャイ・シーワッタナープラパー会長のもとで再建が始まった。2018年7月には、スタッド・ルーヴェンの登録番号18をクラブの番号として取り戻している。同年10月、ヴィチャイ会長はレスターの本拠地でのヘリコプター事故で亡くなり、息子のアイヤワットが会長を継いだ。

2019-20シーズンは2部の前期を制して昇格決定戦に進み、第1戦でベールスホットに敗れたものの、新型コロナで第2戦が延期されるなか、1部が一時的に18クラブへ拡大されたことで昇格が決まった。2020-21シーズンからは1部に定着し、同季はFWトマ・アンリがリーグ2位の21得点を挙げた。2025年にはMFエゼキエル・バンズジをクラブ史上最高額の約1,600万ユーロでRBライプツィヒへ送り出した。

日本人選手とのつながりは2023年に始まった。同年7月に三竿健斗がサンタ・クララから加入したのを皮切りに、明本考浩、大南拓磨、大畑歩夢が相次いで在籍。2026年6月にはティミー・シモンスが監督に就任し、夏にはセルティックから山田新、浦和レッズから荻原拓也が期限付き移籍で加わった。

OHルーヴェンのエンブレム

OHルーヴェン

エンブレムの権利はOHルーヴェンに帰属します(チームの識別のために表示しています)

エンブレムクラブカラーは白を基調に、赤と緑を差し色に使う。合併時には、白のユニフォームに黒・緑・赤のラインを入れて母体となった3クラブを表した。エンブレムもスタッド・ルーヴェンの緑、ズワルテ・デュイフェルスの黒、ダーリング・ルーヴェンの赤の3色を組み合わせている。

愛称: OHL(オー・ハー・エル) / OHルーヴェン(OH Leuven)

RECORD

🏆 OHルーヴェンの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22ジュピラー・プロ・リーグ1118クラブ中11位。ベルギー杯ベスト8[2][11]
2022-23ジュピラー・プロ・リーグ1018クラブ中10位。ベルギー杯ベスト16[2][12]
2023-24ジュピラー・プロ・リーグ10三竿健斗の加入1年目、1月に明本考浩も加入。レギュラーシーズン12位からヨーロッパ・プレーオフで4位(通算10位相当)。ベルギー杯ベスト8[2][13]
2024-25ジュピラー・プロ・リーグ12レギュラーシーズン11位、ヨーロッパ・プレーオフ6位(通算12位相当)。ベルギー杯ベスト8。明本考浩・大南拓磨・大畑歩夢が在籍[2][14]
2025-26ジュピラー・プロ・リーグ12レギュラーシーズン12位、ヨーロッパ・プレーオフ6位(16クラブ中12位)。ベルギー杯ベスト16[1][2][15]
LEGENDS

⭐ OHルーヴェンを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 OHルーヴェンの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るOHルーヴェンと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン ルーヴェン(フランス語名ルーヴァン)

地域
フラームス・ブラバント州(州都)
人口
約10.4万人(2024年1月1日、104,009人)

首都ブリュッセルの東約25キロにあるオランダ語圏の街で、ブリュッセル空港から列車で十数分。1425年に創立された大学(現在のKUルーヴェン)を抱え、低地諸国で最も古い大学都市として知られる。KUルーヴェンはオランダ語で授業を行う大学として世界最大規模で、街には学生があふれる。

ビールの街でもある。世界最大のビール会社アンハイザー・ブッシュ・インベブが本社を置き、ステラ・アルトワもこの街で醸造されている。旧市場広場(オウデ・マルクト)はカフェやバーがぎっしり並び、「ヨーロッパで一番長いバー」と呼ばれることもある。

15世紀に建てられた後期ゴシック様式の市庁舎、1998年に世界遺産に登録されたグルート・ベギン会院、第一次世界大戦後にアメリカの人々の寄贈で建てられた大学図書館など、見どころも多い。街を流れるデイレ川は北のメヘレンにも通じており、両市のクラブの対戦は「デイレ・ダービー」と呼ばれる。

[33][34][35]

STADIUM

🏟️ OHルーヴェンのスタジアム ― キング・パワー・アット・デン・ドリーフ・スタディオン(デン・ドリーフ)

収容人数
10,020人
開場
2002年

ルーヴェン南部のヘーフェルレー地区、市内を囲む環状道路のそばに建つ。1960年代に陸上競技場として造られた「ルーヴェン・スポーツセンター」が前身で、2002年のクラブ誕生とともに「デン・ドリーフ」と改称され、サッカー専用のスタジアムへ造り替えられた。隣はKUルーヴェンのスポーツ施設。

2011年と2012年にメインスタンドを拡張し、2016-17シーズンには反対側のスタンドをスカイボックスや記者席、ロッカールームを備えた新スタンドに建て替えて、全席座席の10,020人収容になった。さらに拡張して1万2,000〜1万3,000人規模にする計画もある。命名権はエネコ(2016-2017)を経て、2017年からはオーナー企業の名を冠した「キング・パワー・アット・デン・ドリーフ」。

ベルギー女子代表やU-21代表も使い、2020年から2023年にかけてはベルギー男子代表の試合も6試合開かれた。リーグ戦の平均観客数は2023-24シーズンに7,714人、2024-25シーズンは6,343人。

[2][5][6][7]

ACADEMY

🌱 育成 ― OHルーヴェン育成部門

下部組織はオウト=ヘーフェルレーの町営スタジアムと、ルーヴェン市内ケッセル=ロー地区のブルイネフェルト育成施設を拠点にしている。U-23チームは近郊ティーネンのベルジェ・スタジアムで試合を行う。

前身のスタッド・ルーヴェンは、ルーヴェン生まれのベルギー代表FWドリース・メルテンスが少年時代にプレーしたクラブでもある。

[2][4]

SUPPORTERS

📣 OHルーヴェンのサポーターとライバル

1部に初昇格した2011年以降、観客数は大きく伸びた。2部時代は平均2,000人台だったが、1部に上がった2011-12シーズンは7,000人を超え、近年も6,000〜7,000人台が本拠地に集まる。

2017年からはレスター・シティと同じキング・パワーが経営し、会長もレスターと同じアイヤワット・シーワッタナープラパー。2018年にレスターで起きたヘリコプター事故で亡くなったヴィチャイ前会長は、このクラブでも再建を始めたオーナーとして記憶されている。

[1][2][5][8][35][36]

ACCESS

✈️ 日本からOHルーヴェンの試合を観戦するには

日本からはブリュッセル空港が玄関口になる。空港からルーヴェン駅までは直通列車で約13分、ブリュッセル市内からも列車で20〜30分ほど。

スタジアムへは、ルーヴェン駅からバス(デ・ライン)で約10分、最寄りの停留所はナームセポールトやレディンゲンホフ。列車ならヘーフェルレー駅から徒歩6分。車の場合は周辺の公共駐車場(徒歩10〜15分)を使う。ヘルメットはスタジアムに持ち込めない。

チケットはクラブ公式のチケットサイト(ticketing.ohleuven.com)で販売している。購入前に、ベルギーの本人確認サービス「itsme」か、オンライン本人確認の「Onfido」で本人確認を済ませる必要がある。

[9][10][34]

出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)Oud-Heverlee Leuven(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(オランダ語版)Oud-Heverlee Leuven(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] Wikipedia(日本語版)OHルーヴェン(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] Wikipedia(英語版)K. Stade Leuven(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Wikipedia(オランダ語版)Stadion Den Dreef(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(英語版)Den Dreef(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] StadiumDB: King Power at Den Dreef Stadion(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] The Nation Thailand: King Power International completes takeover of OH Leuven(2017年6月)(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] OH Leuven 公式(交通アクセス)(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] OH Leuven 公式(チケット)(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語版)2021–22 Belgian First Division A(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Wikipedia(英語版)2022–23 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] Wikipedia(英語版)2023–24 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] Wikipedia(英語版)2024–25 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Wikipedia(英語版)2025–26 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] Wikipedia(英語版)Björn Ruytinx(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] Wikipedia(英語版)Leandro Trossard(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] Wikipedia(英語版)Thomas Henry (footballer)(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(英語版)Marc Brys(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Wikipedia(英語版)Nigel Pearson(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] Wikipedia(英語版)Ezechiel Banzuzi(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] Wikipedia(英語版)Mathieu Maertens(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] サッカーキング: 三竿健斗が鹿島に復帰(2024年7月15日)(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] FOOTBALL ZONE(ライブドアニュース掲載): 三竿健斗インタビュー(2024年11月27日)(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] サッカーキング: 明本考浩がOHルーヴェンへ期限付き移籍(2024年1月20日)(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] Sporza: ジュピラー・プロ・リーグ2026夏の移籍まとめ(OH Leuven)(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] GOAL 日本版: 大南拓磨がルーヴェンへ完全移籍(2025年6月17日)(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] サッカーキング: 大南拓磨がV・ファーレン長崎へ完全移籍(2026年6月17日)(2026-11-05 閲覧)
  29. [29] GOAL 日本版: 大畑歩夢がOHルーヴェンへ完全移籍(2025年1月29日)(2026-11-05 閲覧)
  30. [30] GOAL 日本版: 大畑歩夢がセレッソ大阪へ完全移籍(2025年8月11日)(2026-11-05 閲覧)
  31. [31] サッカーキング: 山田新がルーヴェンへ期限付き移籍(2026年7月15日)(2026-11-05 閲覧)
  32. [32] サッカーキング: 荻原拓也がOHルーヴェンへ期限付き移籍(2026年7月16日)(2026-11-05 閲覧)
  33. [33] Wikipedia(英語版)Leuven(2026-11-05 閲覧)
  34. [34] Wikivoyage(英語版)Leuven(2026-11-05 閲覧)
  35. [35] VRT NWS: OHルーヴェンとKVメヘレンのサポーターがデイレ川のごみ拾いで競う(2025年10月25日)(2026-11-05 閲覧)
  36. [36] Wikipedia(英語版)Football rivalries in Belgium(2026-11-05 閲覧)
  37. [37] フットボールチャンネル: 明本考浩がベルギーで遂げた進化(2026年10月21日)(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。