サッカー欧州組 wire
ボサウィルのメインスタンド(トリビューン1)の外観。試合日にクラブの旗が並ぶ(2019年)

ボサウィルのメインスタンド(トリビューン1)の外観。試合日にクラブの旗が並ぶ(2019年)
写真: Rafcke(2019年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · JUPILER PRO LEAGUE
ロイヤル・アントワープのエンブレム

ロイヤル・アントワープ

エンブレムの権利はロイヤル・アントワープに帰属します(チームの識別のために表示しています)

ロイヤル・アントワープ

Royal Antwerp Football Club

📷 ボサウィルのメインスタンド(トリビューン1)の外観。試合日にクラブの旗が並ぶ(2019年)(写真: Rafcke・2019年/CC BY-SA 4.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • 旧市街の中心グローテ・マルクトのブラボーの噴水と、聖母大聖堂の塔

    旧市街の中心グローテ・マルクトのブラボーの噴水と、聖母大聖堂の塔
    写真: Ankermast(2025年撮影) / CC BY 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    旧市街の中心グローテ・マルクトのブラボーの噴水と、聖母大聖堂の塔

  • アントウェルペン中央駅の駅舎内部。ガラスのドームの下に時計を掲げたホールが広がる

    アントウェルペン中央駅の駅舎内部。ガラスのドームの下に時計を掲げたホールが広がる
    写真: Alvesgaspar(2015年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    アントウェルペン中央駅の駅舎内部。ガラスのドームの下に時計を掲げたホールが広がる

  • 市街地北側の旧港、ボナパルト・ドックに残る港湾クレーン

    市街地北側の旧港、ボナパルト・ドックに残る港湾クレーン
    写真: Michielverbeek(2017年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    市街地北側の旧港、ボナパルト・ドックに残る港湾クレーン

写真: Ankermast(2025年)・CC BY 4.0・Commons / Alvesgaspar(2015年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Michielverbeek(2017年)・CC BY-SA 4.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1880年(公称)
本拠地
アントウェルペン(アントワープ)
スタジアム
ボサウィル(ボサウィル・スタディオン)
愛称
ザ・グレート・オールド(The Great Old)

ヨーロッパ有数の港町アントウェルペンを本拠とする、ベルギー最古のクラブ。協会登録番号「1」を持ち、「ザ・グレート・オールド」の愛称で呼ばれる。2022-23シーズンには66年ぶりのリーグ優勝を果たした。2019年から4年在籍した三好康児に続き、2026-27シーズンは野澤大志ブランドン・綱島悠斗・安藤晃希の日本人3人が在籍している。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典36件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 ロイヤル・アントワープの日本人選手の今

2026-27シーズンのジュピラー・プロ・リーグで12位(18チーム中・勝ち点10)順位表 →

セカンドチーム: 安藤 晃希(ロイヤル・アントワープ II)

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 ロイヤル・アントワープの歴史

クラブは1880年をみずからの創設年としている。この年にイギリス人たちがつくったクリケットのクラブが起源で、サッカーが本格的に始まったのは1887年とされる。1920年から現在の「ロイヤル・アントワープFC」を名乗り、1926年にベルギー協会がクラブ登録番号(マトリクル)を導入した際に、最古のクラブとして「1」を与えられた。1900年には主力の多くが同じ街のベールスホットへ移り、ここから続く市内のライバル関係が始まった。クラブカラーは当初の黄と黒、サーモンピンクを経て、街の色にならった赤と白になった。

1923年に現在の本拠地ボサウィルが完成すると、1928-29シーズンに初のリーグ優勝。1931年、1944年、1957年にもリーグを制し、1955年には初めてベルギーカップを獲得した。この時代を支えたのが、1944年から20年間在籍した中盤のヴィック・メースだった。1958年に初めて欧州カップ戦に出場したが(相手はレアル・マドリード)、1968年にはクラブ史上初めて2部へ降格し、1970年に1部へ戻った。

1992年に2度目のベルギーカップを制し、翌1992-93シーズンにはカップウィナーズカップで決勝まで勝ち上がった。1993年5月12日、ロンドンのウェンブリーでパルマと対戦し、フランシス・セーフェレインスの同点ゴールで一時追いついたものの1-3で敗れて準優勝。1998年に2部へ降格して2000年に復帰したが、その後は再び2部での戦いが長く続いた。1998年からはマンチェスター・ユナイテッドと提携し、同クラブの若手選手がレンタルで多く在籍した。

2015年に実業家ポール・ヘイセンスがクラブを取得し、2017年に1部へ昇格。2020年8月にはリオル・ラファエロフのゴールでクラブ・ブルッヘを破り、28年ぶりにベルギーカップを制した。2022年に就任したマルク・ファン・ボメル監督のもと、2022-23シーズンは最終節のヘンク戦でトビー・アルデルヴァイレルトが94分に同点ゴールを決め、1957年以来66年ぶりのリーグ優勝。ベルギーカップと合わせて2冠を達成した。翌シーズンはスーパーカップを制し、初出場のUEFAチャンピオンズリーグでは2023年12月13日にボサウィルでバルセロナを3-2で破った。

2026年7月、ヘイセンスは保有株をすべて売却し、元アンデルレヒト会長のワウテル・ファンデンハウテを筆頭とする投資家グループがクラブを引き継いだ。2025年に引退したアルデルヴァイレルトも少数株主として加わり、会長にはアントウェルペン港の元トップ、ジャック・ファンデルメイレンが就いた。

愛称: ザ・グレート・オールド(The Great Old) / レッズ(The Reds)

RECORD

🏆 ロイヤル・アントワープの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-22ジュピラー・プロ・リーグ4レギュラーシーズン4位、優勝を争うプレーオフ1でも4位。三好康児の在籍3季目[2][8]
2022-23ジュピラー・プロ・リーグ166年ぶりのリーグ優勝とベルギーカップの2冠。ファン・ボメル監督の1年目。三好康児の在籍最終シーズン[1][2][23]
2023-24ジュピラー・プロ・リーグ6スーパーカップ優勝。初出場のチャンピオンズリーグはグループ最下位ながら最終節でバルセロナに3-2で勝利。ベルギーカップ準優勝[1][9][12]
2024-25ジュピラー・プロ・リーグ5プレーオフ1で5位。欧州カップ戦出場権をかけたプレーオフでシャルルロワに敗れた。ベルギーカップ4強[2][10]
2025-26ジュピラー・プロ・リーグ11レギュラーシーズン10位、ヨーロッパ・プレーオフで5位。野澤大志ブランドン・綱島悠斗の加入1年目で、野澤はクラブの年間最優秀選手に選ばれた[1][11][25]
LEGENDS

⭐ ロイヤル・アントワープを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 ロイヤル・アントワープの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るロイヤル・アントワープと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン アントウェルペン(アントワープ)

地域
フランデレン地域 アントウェルペン州
人口
約56.6万人(2026年1月)

日本だと八王子市(約57.4万人)くらいの規模

ベルギー北部、スヘルデ川沿いに広がる港町。アントウェルペン港はロッテルダムに次ぐヨーロッパ第2の港で、都市圏の人口は約123万人。約180の国籍の人々が暮らす国際色豊かな街だ。

世界のダイヤモンド取引の中心地としても知られ、中央駅のすぐ隣にダイヤモンド地区が広がる。2012年時点で世界の原石の約84%がここを経由していたとされる。

画家ピーテル・パウル・ルーベンスが暮らした街でもある。旧市街の聖母大聖堂はベネルクスで最も高い123メートルの塔を持ち、内部にはルーベンスの『キリスト昇架』『キリスト降架』が飾られている。ルーベンスが1610年に購入して住居兼工房とした家は、1946年から「ルーベンスの家」として公開されている。

ボサウィルがあるのは市の東部、ドゥールネ地区。約8.4万人が暮らし、130ヘクタールの公園リヴィーレンホフがある。

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STADIUM

🏟️ ロイヤル・アントワープのスタジアム ― ボサウィル(ボサウィル・スタディオン)

収容人数
約21,000人
開場
1923年

1923年11月1日に開場した、100年以上の歴史を持つ本拠地。名前は近くにあった庭園「ボスハウル」に由来する。こけら落としはベルギー対イングランド(2-2)で、イングランドが欧州大陸で初めて勝てなかった試合となった。1936年の増築で収容は約5万700人に達し、1946年から1968年にはベルギー対オランダの「低地諸国ダービー」が21回行われた。EURO1972の準決勝(西ドイツ対ベルギー)の舞台にもなっている。

2017年以降は段階的に建て替えが進み、メインスタンド(トリビューン1、5,600席)はわずか20週間で完成した。7,500席のトリビューン4にはクラブのアカデミーが入る。2025年5月に長く使われていなかった東スタンドを取り壊し、同年12月に仮設スタンドが完成して、収容人数は約1万6,000人から約2万1,000人に増えた。クラブ公式サイトでも「ボサウィル(Bosuil)」の名で呼ばれている。

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ACADEMY

🌱 育成 ― ヤング・レッズ・アントワープ(Young Reds Antwerp)

アントワープの育成部門で、ボサウィルの新スタンド(トリビューン4)に拠点を持つ。代表的な出身選手は、2018年から下部組織で育ったアルトゥール・フェルメーレン。2022-23シーズンの2冠に主力として貢献し、2023年のバルセロナ戦で先制点を決めたのち、2024年1月にアトレティコ・マドリードへ移籍した。

主な出身選手: アルトゥール・フェルメーレン

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SUPPORTERS

📣 ロイヤル・アントワープのサポーターとライバル

ボサウィルではかつてベルギー対オランダの代表戦が何度も行われ、その熱気から「ドゥールネ北の地獄」の異名がついた。リーグ優勝を決めた2023年、三好康児も別れのあいさつでクラブを愛称「グレート・オールド」と呼んでいる。

最大のライバルは同じ街のベールスホット。1900年にアントワープの選手の多くがベールスホットへ移ったことに始まる因縁で、両者の対戦は「街のチーム(Ploeg van 't Stad)」の座を争うダービーとして、たびたび騒動も起きてきた。

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ACCESS

✈️ 日本からロイヤル・アントワープの試合を観戦するには

日本からはブリュッセル空港が玄関口になる。全日空が成田との直行便を運航しており、空港駅からはアントウェルペン方面への直通のインターシティ(IC)列車が出ている。

スタジアムへは路面電車5番線で「Deurne - Antwerp Stadion」停留所、またはバス19番で「Deurne - Bosuilplein」停留所へ。自転車置き場は試合中も係員がいる。車の場合、スタジアム敷地の駐車場はシーズンチケット保持者専用で、徒歩圏のゴッセリン駐車場(3人以上の乗車で無料)を使う。

チケットは公式サイト経由のオンライン販売のみで、試合前日まで(完売まで)購入できる。試合当日の販売はない。最新情報はクラブ公式サイトのチケットページで確認したい。

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出典

  1. [1] Wikipedia(英語版)Royal Antwerp F.C.(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(オランダ語版)Royal Antwerp FC(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] Wikipedia(日本語版)ロイヤル・アントワープFC(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] Royal Antwerp FC 公式(ボサウィルの歴史)(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Royal Antwerp FC 公式(スタジアムへのアクセス)(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Royal Antwerp FC 公式(チケット)(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] Wikipedia(英語版)Bosuilstadion(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] Wikipedia(英語版)2021–22 Belgian First Division A(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] Wikipedia(英語版)2023–24 Royal Antwerp F.C. season(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] Wikipedia(英語版)2024–25 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語版)2025–26 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Voetbalkrant(アントワープ 3-2 バルセロナ・2023年12月)(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] Sporza(ファンデンハウテらのクラブ買収・2026年7月)(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] Wikipedia(英語版)Vic Mees(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Wikipedia(英語版)Wilfried Van Moer(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] Wikipedia(英語版)Francis Severeyns(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] Wikipedia(英語版)Lior Refaelov(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] Wikipedia(英語版)Dieumerci Mbokani(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(英語版)Toby Alderweireld(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] Wikipedia(英語版)Arthur Vermeeren(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] GOAL 日本版(三好康児がアントワープを選んだ理由・2019年9月)(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] GOAL 日本版(三好康児の完全移籍・2020年3月)(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] GOAL 日本版(三好康児の退団発表・2023年6月)(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] サッカーキング(野澤大志ブランドンのアントワープ移籍・2025年6月)(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] フットボールチャンネル(野澤大志ブランドンがクラブ年間最優秀選手に・2026年6月)(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] サッカーキング(綱島悠斗のアントワープ移籍・2025年8月)(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] フットボールチャンネル(綱島悠斗のベルギー初ゴール・2026年2月)(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] ゲキサカ(安藤晃希のアントワープ移籍・2026年6月)(2026-11-05 閲覧)
  29. [29] Wikipedia(英語版)Antwerp(2026-11-05 閲覧)
  30. [30] Wikipedia(オランダ語版)Antwerpen (stad)(2026-11-05 閲覧)
  31. [31] Wikipedia(日本語版)八王子市(2026-11-05 閲覧)
  32. [32] Wikipedia(英語版)Cathedral of Our Lady (Antwerp)(2026-11-05 閲覧)
  33. [33] Wikipedia(英語版)Rubenshuis(2026-11-05 閲覧)
  34. [34] Wikipedia(英語版)Antwerp diamond district(2026-11-05 閲覧)
  35. [35] Wikipedia(英語版)Brussels Airport(2026-11-05 閲覧)
  36. [36] Wikipedia(英語版)Brussels-National-Airport railway station(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。