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堀に囲まれたウェステルローの城(デ・メロード城)。15世紀末から町を治めた名門メロード家の居城だった

堀に囲まれたウェステルローの城(デ・メロード城)。15世紀末から町を治めた名門メロード家の居城だった
写真: Gelenaar(2011年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

CLUB · JUPILER PRO LEAGUE
ウェステルローのエンブレム

ウェステルロー

エンブレムの権利はウェステルローに帰属します(チームの識別のために表示しています)

ウェステルロー

Koninklijke Voetbalclub Westerlo

📷 堀に囲まれたウェステルローの城(デ・メロード城)。15世紀末から町を治めた名門メロード家の居城だった(写真: Gelenaar・2011年/CC BY-SA 4.0・Wikimedia Commons・トリミング加工)
  • ナイトゲームのヘット・カイピー。黄色と青のクラブカラーで彩られたスタンド(2018年)

    ナイトゲームのヘット・カイピー。黄色と青のクラブカラーで彩られたスタンド(2018年)
    写真: PitchdGroundhopping(2018年撮影) / CC BY-SA 4.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    ナイトゲームのヘット・カイピー。黄色と青のクラブカラーで彩られたスタンド(2018年)

  • 町内のトンゲルロー地区にあるトンゲルロー修道院(2011年)

    町内のトンゲルロー地区にあるトンゲルロー修道院(2011年)
    写真: Johan Bakker(2011年撮影) / CC BY-SA 3.0 / Wikimedia Commons・トリミング加工

    町内のトンゲルロー地区にあるトンゲルロー修道院(2011年)

写真: PitchdGroundhopping(2018年)・CC BY-SA 4.0・Commons / Johan Bakker(2011年)・CC BY-SA 3.0・Commons(いずれもトリミング加工)

創設
1933年(協会登録)
本拠地
ウェステルロー
スタジアム
ヘット・カイピー(Het Kuipje、't Kuipje とも)
愛称
デ・ケンプハーネン(De Kemphanen)

ベルギー北部、アントウェルペン州のカンピーヌ(ケンペン)地方にある人口2万6千人ほどの町ウェステルローのクラブ。収容8千人あまりの小さな本拠地「ヘット・カイピー」を拠点に、2001年のベルギー杯優勝で欧州カップ戦にも出場した。2019年にトルコ人実業家オクタイ・エルジャンがオーナーとなり、2022年に1部へ復帰。2023年の松尾佑介に続き、現在は坂本一彩・木村誠二・齋藤俊輔の日本人3人がプレーしている。

📅 クラブ紹介(歴史・街・スタジアムなど)は2026年11月5日時点の情報です(出典37件)。試合・順位・今季成績は毎日自動で更新しています。

NOW

🇯🇵 ウェステルローの日本人選手の今

2026-27シーズンのジュピラー・プロ・リーグで8位(18チーム中・勝ち点14)順位表 →

今季成績は2026-27シーズン(7月1日以降)の公式戦すべての合計です。

HISTORY

📜 ウェステルローの歴史

クラブの起源は1917年、地元の学生たちが「デ・ビスト」と呼ばれる土地で始めたスポルトクリング・デ・ビスト・ウェステルローにさかのぼる。この土地は現在もクラブが本拠地としている場所だ。1922年にいったん活動が止まり、1931年に同じ土地で「ビスト・スポルト」が再出発。1933年にはベルギー・サッカー協会に加盟した「スポルトクリング・ウェステルロー」と、そこから分かれた「ウェステルロー・スポルト」(協会登録番号2024)の2クラブが町に並び立った。1942年5月に両クラブが合併して「フットバルクラブ・ウェステルロー」となり、登録番号2024を引き継いだ。これが現在のクラブで、協会への登録から数えて1933年を創設年とするのが一般的だ。

長く州リーグで戦った後、1968年に初めて全国リーグ(当時の4部にあたる「プロモーション」)に昇格し、翌1969年には優勝して3部へ上がった。その後は降格が続いて州リーグまで落ちたが、1993年に3部で優勝して初めて2部へ。1995年に王室から「コーニンクレイケ(王立)」の称号を授かって現在のKVCウェステルローとなり、1997年にプレーオフを勝ち抜いて1部昇格を果たした。

1部では1997-98シーズンから15季連続で戦い、1999-2000、2003-04、2008-09シーズンの6位がクラブ最高順位。2000-01シーズンにはベルギー杯決勝でロンメルを1-0で破り、初の主要タイトルを獲得。決勝点を決めたのは、のちにクラブ最多出場記録を作るイェフ・デレンだった。この優勝で翌シーズンに初めて欧州カップ戦(UEFAカップ)に出場し、1回戦でヘルタ・ベルリンに敗れた。2011年にもベルギー杯で決勝に進んだが、スタンダール・リエージュに0-2で敗れている。

2011-12シーズンに15位で2部へ降格し、2013-14シーズンに2部優勝で1部へ復帰したものの、2016-17シーズンに再び降格した。2部(1部B)時代の2019年6月18日、トルコ人実業家オクタイ・エルジャンがクラブを買収し、会長に就任。経営難に陥っていたクラブを救った人物として知られ、練習施設などに1,000万ユーロ以上を投じたと報じられた。2021-22シーズンは1部Bで2位以下に大差をつけて優勝し、5季ぶりの1部復帰を決めた。

1部復帰後は、2022-23シーズンに7位に入るなど中位で戦い、毎季「ヨーロッパ・プレーオフ」(レギュラーシーズン7〜12位のグループ)に進んでいる。監督は2023-24シーズンに3人が入れ替わり、2024年夏にティミー・シモンス、2025年6月にイサメ・シャライが就任した。日本人選手の獲得にも積極的で、2023年の松尾佑介、2025年の坂本一彩と木村誠二、2026年の齋藤俊輔と続いている。

愛称: デ・ケンプハーネン(De Kemphanen)

RECORD

🏆 ウェステルローの主なタイトルと近年の戦績

シーズンリーグ順位トピック
2021-221部B(チャレンジャー・プロ・リーグ)12位RWDMに大差をつけて優勝し、5季ぶりに1部へ自動昇格[3][8]
2022-23ジュピラー・プロ・リーグ71部復帰1年目。プレーオフ2(欧州プレーオフ)は4位。エースのライル・フォスターが1月にバーンリーへ移籍し、1月には松尾佑介が加入[3][9][18]
2023-24ジュピラー・プロ・リーグ11シーズン中に監督が2度交代。ヨーロッパ・プレーオフは5位[3][10]
2024-25ジュピラー・プロ・リーグ9シモンス監督の1年目。1月に坂本一彩が加入。ヨーロッパ・プレーオフは2位で、欧州カップ戦出場にはあと一歩届かず[3][11][23]
2025-26ジュピラー・プロ・リーグ9シャライ監督の1年目。夏に木村誠二、1月に齋藤俊輔が加入。ヨーロッパ・プレーオフは4位[3][12]
LEGENDS

⭐ ウェステルローを象徴する名選手

JAPANESE

🇯🇵 ウェステルローの歴代日本人選手

VOICES

💬 日本人選手が語るウェステルローと街

HOMETOWN

🏙️ ホームタウン ウェステルロー

地域
フランデレン地域 アントウェルペン州
人口
約2.6万人(2026年1月1日、25,723人)

日本だと山梨県の富士河口湖町(約2.7万人)くらいの規模

アントウェルペン州の南東部、ネーテ川(グローテ・ネーテ)が流れるカンピーヌ(オランダ語でケンペン)地方の町。ウェステルロー、トンゲルロー、ゾールレ=パルウェイク、オーフェルの4地区からなり、面積は約55平方キロ。

町の顔は、15世紀末からこの地を治めた名門メロード家の城。中世の城館に加え、1910年代に伯爵夫人ジャンヌ・ド・メロードが建てたネオゴシック様式の「新城」があり、1973年から町役場として使われている。クラブの本拠地がある通りも「デ・メロードドレーフ(メロード並木道)」と名付けられている。

トンゲルロー地区にはプレモントレ会のトンゲルロー修道院があり、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』の古い複製画を所蔵していることで知られる。

[4][32][33][34]

STADIUM

🏟️ ウェステルローのスタジアム ― ヘット・カイピー(Het Kuipje、't Kuipje とも)

収容人数
8,035人
開場
1917年

町の中心部から歩いて10分ほどの「デ・ビスト」と呼ばれる土地にあるサッカー専用スタジアム。クラブの前身が1917年にこの土地でプレーを始め、1922〜1931年の中断を除いて今も同じ場所を本拠地にしている。住所はデ・メロードドレーフ189番地。収容は8,035人(うち立ち見が約2,300人)で、1部のスタジアムとしては小さい部類に入る。

ベルギーでいち早くスタンドの柵(ドラングヘッケン)を撤去したクラブの一つとされ、2008-09シーズンからはピッチの暖房設備を備える。2024年には認知症の人にやさしいスタジアムとしてアルツハイマー協会(フランデレン)の認定を受けた。2001年のベルギー杯優勝後の欧州カップ戦もここで開催された。

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SUPPORTERS

📣 ウェステルローのサポーターとライバル

カンピーヌ地方に根を下ろした伝統的な町クラブで、クラブカラーは黄色と青。2022年の1部復帰が近づいたときには、ファンがヘット・カイピーに集まり、町じゅうが昇格を祝う準備をしたと報じられた。

日本人選手はクラブ内でも評価が高い。2026年9月にメヘレンに0-4で快勝した試合では坂本一彩と齋藤俊輔が得点し、シャライ監督は坂本に日本代表を目指すよう求めた。クラブ側も坂本の残留を「最高の補強の一つ」と表現している。

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ACCESS

✈️ 日本からウェステルローの試合を観戦するには

日本からはブリュッセル空港などを経由して向かう。ウェステルローの町には鉄道駅がなく、スタジアムへは近隣の駅からデ・ライン社(De Lijn)の路線バスかタクシーで向かうことになる。車の場合は高速道路E313(アントウェルペン〜リエージュ)のヘール・ウェスト出口から約4キロ。

チケットはクラブ公式サイトのチケットページで販売される。購入にはアカウント登録が必要で、チケットは記名式。16歳以上はシーズンに1回の本人確認(itsme または Onfido)を済ませないとチケットをダウンロードできない。スタジアム内はネット環境が不安定なことがあるため、チケットは事前にダウンロードしておくよう案内されている。

[5][35][36]

出典

  1. [1] KVC Westerlo 公式(クラブの歴史)(2026-11-05 閲覧)
  2. [2] Wikipedia(英語)K.V.C. Westerlo(2026-11-05 閲覧)
  3. [3] Wikipedia(オランダ語)KVC Westerlo(2026-11-05 閲覧)
  4. [4] KVC Westerlo 公式('t Kuipje)(2026-11-05 閲覧)
  5. [5] Voetbalkrant(Het Kuipje スタジアム情報)(2026-11-05 閲覧)
  6. [6] Wikipedia(英語)2000–01 Belgian Cup(2026-11-05 閲覧)
  7. [7] Wikipedia(英語)2011 Belgian Cup final(2026-11-05 閲覧)
  8. [8] Wikipedia(英語)2021–22 Belgian First Division B(2026-11-05 閲覧)
  9. [9] Wikipedia(英語)2022–23 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  10. [10] Wikipedia(英語)2023–24 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  11. [11] Wikipedia(英語)2024–25 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  12. [12] Wikipedia(英語)2025–26 Belgian Pro League(2026-11-05 閲覧)
  13. [13] Wikipedia(オランダ語)Lijst van spelers van KVC Westerlo(2026-11-05 閲覧)
  14. [14] Wikipedia(英語)Jan Ceulemans(2026-11-05 閲覧)
  15. [15] Wikipedia(英語)Toni Brogno(2026-11-05 閲覧)
  16. [16] Wikipedia(英語)Jaime Alfonso Ruiz(2026-11-05 閲覧)
  17. [17] Wikipedia(英語)Leandro Trossard(2026-11-05 閲覧)
  18. [18] Wikipedia(英語)Lyle Foster(2026-11-05 閲覧)
  19. [19] Wikipedia(オランダ語)Jef Delen(2026-11-05 閲覧)
  20. [20] ゲキサカ(2023年1月30日・松尾佑介の期限付き移籍)(2026-11-05 閲覧)
  21. [21] Wikipedia(日本語)松尾佑介(2026-11-05 閲覧)
  22. [22] サッカーキング(2024年2月13日・元川悦子「苦しんだベルギーでの1年を糧に」)(2026-11-05 閲覧)
  23. [23] Wikipedia(日本語)坂本一彩(2026-11-05 閲覧)
  24. [24] サッカーキング(2025年1月12日・坂本一彩のウェステルロー移籍)(2026-11-05 閲覧)
  25. [25] FC東京 公式(2025年8月8日・木村誠二の完全移籍)(2026-11-05 閲覧)
  26. [26] Wikipedia(日本語)木村誠二(2026-11-05 閲覧)
  27. [27] サッカーキング(2026年1月14日・齋藤俊輔のウェステルロー移籍)(2026-11-05 閲覧)
  28. [28] Wikipedia(日本語)齋藤俊輔(2026-11-05 閲覧)
  29. [29] Voetbalkrant(2026年9月5日・メヘレン 0-4 ウェステルロー試合後の反応)(2026-11-05 閲覧)
  30. [30] Sporza(2022年3月31日・ウェステルローの1部復帰目前)(2026-11-05 閲覧)
  31. [31] Paris Match Belgique(2024年4月24日・オーナーのオクタイ・エルジャン)(2026-11-05 閲覧)
  32. [32] Wikipedia(オランダ語)Westerlo (België)(2026-11-05 閲覧)
  33. [33] Wikipedia(英語)Westerlo(2026-11-05 閲覧)
  34. [34] opengov.jp(富士河口湖町の人口推移)(2026-11-05 閲覧)
  35. [35] KVC Westerlo 公式(チケット)(2026-11-05 閲覧)
  36. [36] LiberoGuide(Westerlo 観戦ガイド)(2026-11-05 閲覧)
  37. [37] Sporza(2020年8月23日・ウェステルロー対リールセのケンペン・ダービー)(2026-11-05 閲覧)

クラブ紹介は 2026年11月5日 時点の調査です。試合・順位・成績のデータ提供: API-Football。エンブレムはクラブの識別のために表示しています(権利は各クラブに帰属)。