8月24日〜30日の1週間、67人が出場し、9人がベンチのみ、17人がエントリーなし。今週は複数の選手が今季初出場・初先発を果たしたが、対象者が出場者の相当数にのぼるため、個別ではなくここで一括して記しておく。ゴールの話題は7人に及んだ。
特集1|鈴木唯人、評点9.50
今週の全選手中、最高評点が出た。
フライブルクは8月30日、Bundesligaでホームに Werder Bremen を迎えて 4-1 と勝利。鈴木唯人は80分のプレーで3ゴールを記録し、評点は 9.50。枠内シュートはこの週の全選手で最多の5本だった。
今季ここまで公式戦4試合(先発4)・3ゴール・評点平均 7.25。昨季は公式戦41試合(先発33)・9ゴール・評点平均 6.91 だった。
同試合では長田澪バックハウス(GK)も90分先発し 5.90、後藤啓介が10分間の途中出場で評点 6.50。3日前のUEFA Europa Conference League・Motherwell 戦(H 4-1)でも3人がそろって出場しており、後藤啓介はそちらで23分間のプレーながら1ゴールを記録し 7.20 をマークした。
特集2|渡辺剛、パス106本・成功率99.1%
今週のパス本数最多と、パス成功率トップ(20本以上限定)は同じ選手から出た。
フェイノールトの渡辺剛は8月30日、Eredivisieで ADO Den Haag とホームで 2-2 の引き分け。94分間のプレーでパス106本・成功率99.1%、キーパス4本——キーパス数もこの週の全選手で最多だった。チームは勝点を落としたが、個人のパフォーマンス指標は突出した数値が並んだ。
昨季は公式戦39試合(先発37)・評点平均 7.11。今季はここまで公式戦3試合(先発3)・評点平均 6.97 で推移している。
同試合では上田綺世も80分先発。1ゴールを記録し、評点 7.20 だった。今季の公式戦4試合で3ゴール1アシスト(評点平均 6.97)という数字が積み上がっている。
リーグ別短評
Bundesliga
フライブルクの鈴木唯人・長田澪バックハウス・後藤啓介については特集に記した通り。
ボルシアMGは8月29日、Bundesligaで RB Leipzig に 0-3 と敗れた。板倉滉は90分フル出場で 6.30、橋岡大樹は76分のプレーで 5.90。
アイントラハト・フランクフルトの小杉啓太は Union Berlin 戦(A)で90分先発。スコアは 3-3 の引き分けで、評点は 5.60 だった。昨季は公式戦28試合(先発27)・評点平均 7.23。今季ここまでの1試合の数字との開きは目を引く。
マインツ05の佐野海舟は SC Paderborn 07 戦(H)で90分先発し 0-0 の引き分け。評点 7.30。昨季は公式戦48試合(先発46)・評点平均 7.04 を記録しており、今季の最初の90分は同水準の評点だった。
シャルケ04の田中聡は8月24日の DFB Pokal(A vs Hallescher FC、5-2 勝利)で15分間途中出場し評点 7.00。8月30日の FC Augsburg 戦はベンチ入りのみで出場時間なし。
2. Bundesliga
ヴォルフスブルクの塩貝健人は2試合に先発。8月24日の DFB Pokal・Altglienicke 戦(A)は 3-3 の引き分けで延長を含む120分に出場し評点 6.20。8月29日の Karlsruher SC 戦(A)は 5-2 と勝利し、66分のプレーで評点 6.00。今季の公式戦4試合で昨季平均 6.78 を下回る評点が続いている。
カールスルーエSC と ヴォルフスブルク は Karlsruher SC 戦で敵味方に分かれた。カールスルーエSCの福田師王は45分先発・1ゴールを挙げ、評点 7.90。昨季は公式戦21試合(先発5)だったところ、今季はここまで2試合で1ゴール、評点平均 7.90 という数字が出ている。
ザンクト・パウリは8月30日、1. FC Kaiserslautern 戦(H)で 1-2 と敗れた。安藤智哉は94分先発・評点 6.50。原大智は83分先発・1アシストで評点 7.60。2人のいるチームで敗れたなか、原大智の今季初アシストが生まれた。昨季は公式戦5試合(先発0)・41分のプレーで無得点・無アシストだった原大智が、今季は4試合(先発4)で1ゴール1アシスト・評点平均 7.03 と数字を積んでいる。藤田譲瑠チマはこの試合ベンチ入りのみ。
グロイター・フュルトのアペルカンプ真大は Energie Cottbus 戦(A、4-3 勝利)で83分先発・評点 7.50。ファウルを受けた回数はこの週の全選手で最多タイの3回。
ホルシュタイン・キールの関根大輝は 1. FC Magdeburg 戦(A)で90分先発。0-2 の敗戦に終わり、評点 6.30。
ボーフムの三好康児は VfL Osnabrück 戦(H)で90分先発・0-1 の敗戦で評点 6.50。ドリブル成功数はこの週の全選手で最多タイの4回だった。
ダルムシュタットの秋山裕紀と古川陽介は Hannover 96 戦(H)で同じ試合に先発。0-1 と敗れ、秋山裕紀は90分・評点 6.20、古川陽介は22分の先発にとどまり評点 6.60。インターセプト数は秋山裕紀がこの週の全選手で最多の4回。
Premier League
クリスタル・パレスは Manchester City 戦(H)で 1-4 と敗れた。鎌田大地は96分出場・評点 7.30。デュエル勝利数9はこの週の全選手で最多タイ、タックル数5も最多タイ。冨安健洋は74分先発・評点 5.60。昨季は公式戦9試合(先発2)・評点平均 6.61 だった。
コヴェントリー・シティの坂元達裕は2試合に出場。League Cup・Plymouth 戦(A、4-2 勝利)で95分先発・評点 6.30、8月29日の Hull City 戦(H)では37分の途中出場・評点 6.70。デュエル勝利数9はこの週の全選手で最多タイ、ファウルを受けた回数も最多タイの3回。
Hull City vs Coventry ではハル・シティの守田英正と坂元達裕が敵味方に分かれた。守田英正はこの試合45分先発・評点 6.90。8月25日の League Cup・Stoke City 戦(A、1-1)でも37分途中出場し評点 6.60。昨季は公式戦45試合(先発30)・評点平均 6.93。今季ここまで2試合での評点は 6.60 と 6.90。
リーズ・ユナイテッドの田中碧は2試合に出場。League Cup・Nottingham Forest 戦(A、2-0 勝利)で68分先発・評点 6.30、8月30日の Brentford 戦(H、1-1)では45分の途中出場・評点 6.90。タックル数5はこの週の全選手で最多タイ。
イプスウィッチ・タウンの前田大然は League Cup・Leicester 戦(H、3-1 勝利)で9分の途中出場・評点 6.30、8月30日の Manchester United 戦(A)では73分先発したが 2-5 と敗れ評点 6.30。昨季は公式戦47試合(先発42)・14ゴール・評点平均 6.69 だったところ、今季は3試合で無得点・評点平均 6.27 が続く。
Championship
ブラックバーン・ローヴァーズの森下龍矢は2試合フル出場。League Cup・Sheffield Utd 戦(H、1-2 敗戦)で90分・1アシスト・評点 6.90、8月29日の QPR 戦(H、1-2 敗戦)では95分・1ゴール・評点 7.90。QPR 戦では敵チームに斉藤光毅がベンチ入りした(出場なし)。ドリブル成功数4と週の最多タイ、デュエル勝利数9も最多タイ。大橋祐紀は League Cup で11分先発・評点 6.60。今季の4試合は先発2止まりで、昨季の48試合(先発38)・評点平均 6.56 と置かれた状況は異なる。
バーミンガム・シティは League Cup・Brentford 戦(H)で 1-6 と大敗。藤本寛也は61分先発・評点 6.30、岩田智輝は8分の途中出場・評点 6.60。岩田智輝は8月28日の Wrexham 戦(A)に先発フル出場(95分)し 2-1 の勝利に貢献、評点 6.90。
サウサンプトンの松木玖生は2試合に出場。League Cup・West Ham 戦(H、1-4 敗戦)では30分の途中出場・評点 6.30、8月29日の Millwall 戦(H、5-1 勝利)では81分先発・評点 6.90。
ブリストル・シティの平河悠は Portsmouth 戦(H、2-1 勝利)で74分先発・評点 6.30。
LaLiga
バレンシアの佐藤龍之介は2試合に先発。8月25日の Real Betis 戦(H)は 0-1 の敗戦、97分のプレーで評点 6.50。8月30日の Deportivo La Coruna 戦(A)も 1-3 の敗戦、60分のプレーで評点 6.20。
レアル・ソシエダの久保建英は8月26日の Real Madrid 戦(A、1-4 敗戦)で74分先発・評点 6.20、8月29日の Espanyol 戦(H、2-1 勝利)では18分の途中出場・評点 6.30。今季は3試合で評点平均 6.50。昨季は27試合(先発19)・評点平均 7.02 だった。
LaLiga 2
ラス・パルマスの宮代大聖は Girona 戦(A、2-5 敗戦)で97分先発・1ゴール・評点 7.30。ファウルを受けた回数は週の最多タイの3回。今季は3試合で2ゴール2アシスト・評点平均 7.53。昨季は19試合(先発16)・評点平均 6.75。
Ligue 1
ル・アーヴルの瀬古歩夢は Lyon 戦(A、1-1)で90分先発・評点 6.90。今季の2試合はいずれも先発フル出場で、評点平均は 6.90。
Eredivisie
フェイノールトの渡辺剛と上田綺世については特集・冒頭に記した。
PSVアイントホーフェンの佐野航大は Utrecht 戦(A、6-1 勝利)で90分先発・評点 7.20。今季は3試合で評点平均 7.10。昨季は39試合(先発39)・評点平均 7.08 で推移している。
スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介は Excelsior 戦(A、1-2 敗戦)で90分先発・評点 6.30。
AZアルクマールの毎熊晟矢は GO Ahead Eagles 戦(H、5-2 勝利)で16分の途中出場・評点 6.20。今季ここまで3試合34分の出場にとどまっており、昨季の11試合(先発4)・330分とも重ならない状況が続いている。
Jupiler Pro League
ゲンクの伊東純也は SK Beveren 戦(H、4-0 勝利)で90分先発・1ゴール・評点 8.50。横山歩夢は同試合71分先発・評点 6.90。
ロイヤル・アントワープは St. Truiden 戦(H)で 1-4 と敗れた。野澤大志ブランドンは90分先発・評点 5.50——今週の全選手で最低評点だった。昨季は30試合(先発30)・評点平均 7.22 から、今季は4試合・評点平均 6.72。綱島悠斗も90分先発・評点 6.20。
Antwerp vs St. Truiden は日本人選手が敵味方9人にまたがる試合となった。シントトロイデン側は小久保玲央ブライアン(GK)・谷口彰悟・畑大雅・荒木遼太郎・石渡ネルソン・松澤海斗・新川志音の7人が出場。アウェーで 4-1 の勝利を収めた。
この試合で小久保玲央ブライアンは90分先発・評点 6.90。セーブ数7はこの週の全選手中最多だった。昨季は38試合(先発38)・評点平均 7.26。今季は3試合・評点平均 7.37 で積み上げている。谷口彰悟は90分先発・評点 6.50。昨季は38試合(先発32)・評点平均 7.10 だったのに対し、今季ここまでは2試合先発で評点平均 6.35 という序盤の数字が並ぶ。畑大雅は90分先発・評点 6.50。
荒木遼太郎は75分先発・1ゴール・評点 8.20。今季は公式戦1試合・1ゴール・評点 8.20 という数字が残っている。松澤海斗は15分の途中出場・1ゴール・評点 7.90——この週の途中出場者の中での最高評点だった。石渡ネルソンは15分の途中出場・評点 6.90。新川志音は1分の出場。
ウェステルローは Zulte Waregem 戦(H)で 2-2 の引き分け。木村誠二は90分先発・評点 7.20、齋藤俊輔は87分先発・1ゴール・評点 8.20。坂本一彩は17分の途中出場・評点 7.20。
ユニオン・サン=ジロワーズのハーフナー・ニッキは Anderlecht 戦(H、3-0 勝利)で3分出場、評点はデータなし。
KVコルトレイクの倍井謙は Charleroi 戦(H、1-3 敗戦)で59分先発・評点 6.60。
OHルーヴェンの山田新は Standard Liege 戦(H、1-2 敗戦)で9分の途中出場・評点 6.30。
Swiss Super League
バーゼルの常本佳吾は BSC Young Boys 戦(A、3-3)で94分先発・評点 6.70。今季は5試合(先発5)・評点平均 7.08 で推移している。
Scottish Premiership
レンジャーズの横田大祐は2試合に出場。8月27日の UEFA Europa Conference League・FK Jablonec 戦(A、0-1 敗戦)で45分先発・評点 6.90、8月30日の Aberdeen 戦(A、1-0 勝利)では18分の途中出場・評点 6.30。
セルティックの旗手怜央は UEFA Champions League・Lask Linz 戦(A、1-5 敗戦)で57分の途中出場・評点 6.00。今季は4試合のエントリーで実出場が2試合・計82分。昨季は41試合(先発27)・評点平均 6.71 だった。
Challenger Pro League(ベルギー)
ベールスホットのポープ・ウィリアムと原口元気は RSC Anderlecht II 戦(A、1-0 勝利)でともに90分先発。ポープ・ウィリアムは評点 6.53、原口元気は評点 7.08。昨季の原口元気は公式戦26試合(先発25)・評点平均 7.45 を記録しており、今季最初の90分は 7.08 だった。
Superliga(デンマーク)
ブレンビーの福田翔生は2試合に出場。8月24日の Silkeborg 戦(H、3-1 勝利)で18分・評点 6.70、8月30日の FC Nordsjaelland 戦(A、1-3 敗戦)では25分・評点 6.50。いずれも途中出場で、今季6試合エントリーのうち実出場が4試合・計77分にとどまっている。
FCコペンハーゲンの鈴木淳之介は UEFA Europa Conference League・Inter Turku 戦(H、4-1 勝利)で90分先発・評点 6.50。
Superliga(ルーマニア)
UTAアラドの三野草太は FCSB 戦(A、3-1 勝利)で90分先発・評点 6.70。今季は7試合(先発7)・613分・評点平均 6.91。
Ekstraklasa
ヤギェウォニア・ビャウィストクの小林友希は Raków Częstochowa 戦(A、5-2 勝利)で90分先発・評点 6.00。
Primeira Liga
アロウカの福井太智は Maritimo 戦(H、2-1 勝利)で90分先発・評点 7.20。今季は4試合(先発4)・評点平均 7.08。
Austrian Bundesliga
RBザルツブルクの北野颯太は Austria Vienna 戦(H、4-1 勝利)で90分先発・評点 5.90。今季は3試合(先発2)・評点平均 6.60。
MLS
LAギャラクシーの古橋亨梧は San Diego 戦(A、1-3 敗戦)で101分先発・評点 6.20。今季は5試合(先発4)・評点平均 6.50。昨季は31試合(先発10)・評点平均 6.42。
ベンチのみ・エントリーなし
ベンチのみ
- 松岡大起(スロヴァン・ブラチスラヴァ)— UEFA Champions League・Celje 戦(A)1-2 で敗戦後のスコアは 勝利側の Celje が1、待て——Celje H 1 away 2、スロヴァンの勝利。対戦スコアは H 1-2 A(スロヴァンが away として 2 得点)——スロヴァン・ブラチスラヴァは Celje 戦(A)で 2-1 勝利
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)— VfB Stuttgart 戦(H)5-1 の勝利でベンチ入りのみ
- 市原吏音(AZアルクマール)— GO Ahead Eagles 戦(H)5-2 の勝利でベンチ入りのみ
- 川崎颯太(マインツ05)— SC Paderborn 07 戦(H)0-0 の引き分けでベンチ入りのみ
- 斉藤光毅(QPR)— Blackburn 戦(A)2-1 の敗戦でベンチ入りのみ(QPRの試合スコアは H 1-2 A、QPR 敗戦)
- 町野修斗(ボルシアMG)— RB Leipzig 戦(A)0-3 の敗戦でベンチ入りのみ
- 遠藤航(リヴァプール)— Nottingham Forest 戦(H)2-2 の引き分けでベンチ入りのみ
- 藤田譲瑠チマ(ザンクト・パウリ)— 1. FC Kaiserslautern 戦(H)1-2 の敗戦でベンチ入りのみ
- 松田隼風(ハノーファー96)— SV Darmstadt 98 戦(A)1-0 の勝利でベンチ入りのみ
エントリーなし
17人がエントリーなし。代表的なところでは三笘薫(ブライトン)、堂安律・小杉啓太と同クラブの神代慶人(アイントラハト・フランクフルト)、南野拓実(ASモナコ)、菅原由勢(サウサンプトン)、高井幸大(トッテナム)、中村敬斗(スタッド・ランス)、鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)ら。
来週の見どころ
- 9/1 Championship Birmingham vs Southampton ※両クラブとも対象
- 9/2 Jupiler Pro League St. Truiden vs Union St. Gilloise ※両クラブとも対象
- 9/2 DFB Pokal VfL Osnabrück vs Bayern München (A)
- 9/4 Premier League Ipswich vs Liverpool ※両クラブとも対象
- 9/4 2. Bundesliga Hannover 96 vs Karlsruher SC ※両クラブとも対象
- 9/5 Bundesliga 1899 Hoffenheim vs Borussia Dortmund ※両クラブとも対象
- 9/5 Premier League Brighton vs Leeds ※両クラブとも対象
- 9/5 Eredivisie Ajax vs PSV Eindhoven (A)
- 9/5 Bundesliga SC Paderborn 07 vs SC Freiburg (A)
- 9/6 La Liga Valencia vs Barcelona (H)
全日程は https://football-wire.com/stats/schedule で
全カード・シーズン累計・リーグ横断ランキングは https://football-wire.com/stats/weekly で。毎週月曜朝更新。
凡例
- 対象期間は当該週の月曜〜日曜(現地日付)です。セカンドチーム(II)の試合も除外せず含みます
- 評点・スタッツは API-Football 提供値です
- 出場時間の「90分超」はアディショナルタイムを含みます
- データ提供の無い指標には触れていません
- 取り上げた数字は、良し悪しにかかわらず週内で目立ったものを同じ基準で選んでいます
- 全試合を観戦した上での評ではありません
- 数値の抽出とドラフト生成は自動化し、公開前に人が検証・編集しています
