9月14日から20日の1週間、欧州各国リーグ・カップ戦で70人が出場し、13人がベンチのみ、18人がエントリー外だった。
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特集1|野澤大志ブランドン、8セーブで評点8.27
負けた側のGKが、この週いちばん高い評点を記録した。
野澤大志ブランドン(ロイヤル・アントワープ)はJupiler Pro LeagueでUnion St. Gilloiseをホームに迎え、0-2で敗れた。その90分で8セーブを記録。評点は8.27で、今週の出場全選手の中で最高値だった。
今季ここまで公式戦7試合(先発7)、平均評点7.11で積み重ねてきた。その数字を今節さらに上回った。
スコアと個人評価がいつも同じ方向を指すわけではない、という試合だった。
特集2|町田浩樹、385日ぶりのピッチ
前十字靭帯の負傷による離脱から385日。町田浩樹(ホッフェンハイム)がBundesligaのSC Paderborn 07戦(アウェー、1-3で敗戦)で今季初先発を果たした。
今季ここまで公式戦3試合のエントリーで、先発は0だった。
復帰初戦はCBとして90分をフルプレー。評点は6.99、インターセプト8でこの週の日本人最多だった。
チームは敗れたが、365日を超えてピッチに戻ってきた。次の数字を積み重ねる場所が確保された。
リーグ別短評
Bundesliga
アイントラハト・フランクフルト vs SC Freiburg(2-2)
アイントラハト・フランクフルトからは堂安律(61分・評点6.80)と小杉啓太(90分・評点5.91)が先発した。堂安律は今季公式戦3試合(先発3)でここまでアシストが無かったが、この試合で1アシストを記録した。出場時間中(61分)にチームは2得点2失点。退いた後は得点も失点も動かなかった。
フライブルクからは鈴木唯人(83分・評点8.02)と長田澪バックハウス(90分・評点6.01)、後藤啓介(7分・評点6.46)が出場。鈴木唯人は1ゴールを決め、この週の評点上位2番目に入った。出場時間中(83分)に2得点2失点。長田澪バックハウスは警告を受けた。
ボルシアMG vs FSV Mainz 05(3-4)
板倉滉(84分・評点5.84)が先発。出場時間中(84分)にチームは2得点3失点、退いた後は1得点1失点だった。橋岡大樹は途中出場14分(評点5.64)で、出場時間中に1得点2失点。町野修斗は6分の出場(評点7.51)でPKを成功させ1ゴール。出場時間中は1得点1失点だった。今季公式戦5エントリー・3試合出場、先発0で迎えたこの週に今季初ゴールを記録した。
対面のマインツ05からは佐野海舟が90分フル出場(評点6.96)で1アシスト。今季ここまで公式戦4試合(先発4)でアシスト計2本目を積んだ。
ホッフェンハイム vs SC Paderborn 07(1-3)
前述のとおり、町田浩樹が復帰初先発で90分(評点6.99)。
シャルケ04 vs SV Elversberg(0-0)
田中聡は78分先発(評点6.34)。スコアレスドローで試合を終えた。
フライブルクと鈴木彩艶補足
今節の評点上位5人のうち、今週3番目は鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)のPremier League・Tottenham戦7.97(後述)。
Premier League
リーズ・ユナイテッド vs Newcastle(4-1)
田中碧は72分先発(評点6.68)。出場時間中(72分)にチームは4得点0失点、退いた後は0得点1失点。パス成功率はこの週の20本以上限定では2試合合算で95.8%、日本人トップだった。
同選手は9月20日のCrystal Palace戦(0-0)にも68分先発(評点6.61)し、警告を受けた。
アストン・ヴィラ vs Tottenham(A) / Coventry(H) League Cup
鈴木彩艶はLeague Cup・Coventry戦に途中出場45分(評点6.56)、続いてPremier Leagueの Tottenham戦(アウェー、3-2で勝利)に90分先発(評点7.97)。Tottenham戦の評点が今週の評点上位3番目に入った。
対するCoventry戦のLeague Cupでは坂元達裕が57分先発(評点5.96)と両チームに日本人が出場した。
クリスタル・パレス vs Leeds(A) 0-0
鎌田大地は90分先発(評点6.42)。冨安健洋は45分先発(評点6.74)で後半に退いた。
コヴェントリー・シティ
坂元達裕はLeague Cupの先発に続き、Premier LeagueのNottingham Forest戦(アウェー、0-1で勝利)はベンチのみ。
イプスウィッチ・タウン
前田大然はLeague Cup・Arsenal戦はベンチのみ、Premier League・Everton戦(アウェー、0-1で敗北)に途中出場16分(評点6.41)。
Ligue 1
Nice vs リール(A) 2-1
上田綺世は90分先発(評点7.78)で1ゴールを記録。今季ここまで公式戦4試合(先発3、リール所属分)で3ゴール。枠内シュートはこの週の日本人最多の4本だった。評点は今週の上位4番目。
ル・アーヴル vs Toulouse(A) 2-3
瀬古歩夢は90分先発(評点6.51)。中村草太は21分の途中出場(評点7.11、警告あり)で1アシストを記録した。今季公式戦3試合(先発1)でのアシストで、今季初アシストとなる。出場時間中(21分)に2得点1失点。
水多海斗はベンチのみ。
リヨン、ASモナコ
中村敬斗(リヨン)はRennes戦に11分途中出場(評点6.25)。南野拓実(ASモナコ)はLens戦でベンチのみ。
Serie A
カリアリ vs Udinese(A) 0-1
菅原由勢は途中出場31分(評点6.90)。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はカリアリが1.12点、Udinese が1.92点とカリアリが下回りながら勝利した。
Jupiler Pro League
ロイヤル・アントワープ vs Union St. Gilloise(0-2)
野澤大志ブランドン(ロイヤル・アントワープ)が90分・8セーブ・評点8.27。特集参照。ハーフナー・ニッキ(ユニオン・サン=ジロワーズ)は右CBとして90分フル出場(評点7.45)。敵味方に分かれた一戦だった。
シントトロイデン vs KVC Westerlo(0-2)
小久保玲央ブライアン(シントトロイデン)は90分先発・評点7.56で今週の評点上位5番目。チームは敗れた。同試合で谷口彰悟が90分(評点6.43)、荒木遼太郎が60分(評点6.53)、畑大雅と松澤海斗がともに75分(評点6.20・5.58)先発。石渡ネルソンが途中出場15分(評点6.06)。出場時間中の4人(荒木・畑・松澤)はいずれも0得点2失点だった。高井幸大・新川志音はベンチのみ。
ウェステルロー vs St. Truiden(A) 2-0
木村誠二と坂本一彩・齋藤俊輔が対戦相手の日本人選手と顔を合わせた一戦。木村誠二はCBとして90分(評点6.95)。坂本一彩は71分先発(評点7.45)で1アシスト、出場時間中に2得点0失点。齋藤俊輔も71分先発(評点7.10)、出場時間中に2得点0失点。
ゲンク vs Club Brugge KV(A) 3-0
伊東純也は64分先発(評点5.98)で出場時間中に0得点3失点。横山歩夢は途中出場14分(評点6.36)で出場時間中は得失点なし。
OHルーヴェン vs RAAL La Louvière 2-0
荻原拓也は1分で退いた(評点なし)。
シャルルロワ vs Cercle Brugge 3-2
名和田我空は28分の途中出場(評点5.95)。出場時間中に0得点1失点、投入前にチームは3得点1失点を記録していた。
KVコルトレイク vs SK Beveren 1-0
倍井謙は3分の途中出場(評点7.34)。
Championship
ブリストル・シティ vs Lincoln(0-1)、vs Watford(1-0)
平河悠は2試合に先発。Lincoln戦(H)は90分(評点6.24)、今季主に右WGで先発してきたが、この試合は左WGでの起用だった。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はブリストル・シティが1.53点、Lincolnが0.53点とブリストル・シティが上回りながら0-1で敗れた。続くWatford戦(H)は右WGで63分先発(評点6.37)、出場時間中に1得点0失点。退いた後も0-0だった。
バーミンガム・シティ vs Middlesbrough 2-2
岩田智輝は90分先発(評点6.03)。今季ここまで公式戦10試合(先発9)でボランチとして出場を重ねている。
ブラックバーン・ローヴァーズ vs Portsmouth(A) 2-2
森下龍矢は90分先発(評点6.98)で1ゴール。
サウサンプトン vs Wrexham(A) 1-2
松木玖生は76分先発(評点5.79)。出場時間中に1得点1失点、退いた後に1失点。
バーンリー vs Derby 1-1
旗手怜央は61分先発(評点6.76)。今季ここまで公式戦のセルティック所属分は出場2試合。バーンリーに移籍後この試合は左SHで先発。出場時間中に1得点0失点、退いた後に1失点。
QPR vs Preston 2-2
斉藤光毅は45分の途中出場(評点6.45、警告あり)。出場時間中に2得点0失点、投入前は0得点2失点だった。
ボルトン・ワンダラーズ vs Norwich(A) 3-4
伊藤敦樹は20分の途中出場(評点6.91)で1ゴール。今季公式戦3エントリー、出場は2試合(先発0)で、この週に今季初ゴールを記録した。出場時間中に1得点0失点。
2. Bundesliga
ボーフム vs Hannover 96(A) 1-2
三好康児は90分先発(評点7.20)。今季ここまで主に右WGで先発してきたが、この試合はトップ下での起用。キーパスは4本でこの週の日本人タイ最多。
ホルシュタイン・キール vs VfL Osnabrück 1-1
関根大輝は89分先発(評点5.80、警告あり)。出場時間中に1得点1失点。
グロイター・フュルト vs 1. FC Magdeburg 1-1
アペルカンプ真大は66分先発(評点6.49)。出場時間中に1得点1失点。
カールスルーエSC vs 1. FC Nürnberg 0-1
福田師王は90分先発(評点6.42)。
ザンクト・パウリ vs Energie Cottbus(A) 1-1
藤田譲瑠チマは74分先発(評点6.09)。今季ここまで主にボランチで先発してきたが、この試合は左WGだった。出場時間中に0得点1失点、退いた後に1得点0失点。安藤智哉は21分先発(評点5.14)して退場(赤カード)を受けた。原大智は途中出場16分(評点6.63)で出場時間中に1得点0失点。
Eredivisie
フェイノールト vs Utrecht 5-0
渡辺剛は90分先発(評点7.37)でCBとして完封勝利に参加した。今季ここまで公式戦7試合(先発7)。
PSVアイントホーフェン vs Twente(A) 2-3
佐野航大は90分先発(評点6.37)で敗戦。
AZアルクマール
市原吏音はEerste Divisie(Jong AZ)でJong PSV U21とのアウェー戦(1-1)に90分先発(評点6.82)。毎熊晟矢はEredivisieのTelstar戦(1-0)に1分の途中出場(評点6.48)。
Primeira Liga
アロウカ vs Sporting CP(A) 2-2
福井太智は90分先発(評点7.15)。今季ここまで公式戦7試合(先発7)でボランチとして全試合フル出場を続けている。キーパスは4本でこの週の日本人タイ最多。
Challenger Pro League
ベールスホット vs Sporting Hasselt(A) 1-0
ポープ・ウィリアムは90分先発(評点6.77)でクリーンシートを達成(セーブ2)。原口元気は75分先発(評点6.51)。出場時間中に1得点0失点、退いた後は無得点・無失点。今季ここまで公式戦4試合(先発4)。また、原口は今季ここまで主にボランチで先発してきたが、この試合はトップ下での起用だった。
パトロ・アイスデン・マースメヘレン vs Dender(A) 0-1
笠柳翼は90分先発(評点6.40)。高岡伶颯は3分の途中出場(評点6.40)。
ヤング・ヘンク vs Seraing United 2-2
吉永夢希は90分先発(評点6.69)。
SuperLiga (SRB)
レッドスター・ベオグラード
中山雄太は2試合に先発し、合計180分をプレー。これはこの週の日本人で最長の週間出場時間だった。Železničar Pančevo戦(A、2-1で勝利)は90分・左CB(評点6.19)で警告を受け、Radnicki NIS戦(H、3-0で勝利)は90分・右CB(評点6.79)。パス合計152本は今週の日本人最多だった。
Superliga(デンマーク)
ブレンビー vs FC Midtjylland(A) 1-4、vs FC Copenhagen(H)0-1
福田翔生はFC Midtjylland戦に81分先発(評点5.72)、FC Copenhagen戦に64分先発(評点6.43)。デュエル勝利数11はこの週の日本人最多。被ファウル数4もこの週の日本人最多タイだった。FC Copenhagen戦では鈴木淳之介が途中出場18分(評点7.10)で対戦し、出場時間中に1得点0失点。
LaLiga 2
レアル・ソシエダB vs Mallorca 0-1
喜多壱也は90分先発(評点7.16)。敗れたが個人評点は高水準に留まった。今季ここまで公式戦6試合(先発6)。
ラス・パルマス vs Burgos 1-2
宮代大聖は71分先発(評点6.20)。出場時間中に1得点1失点、退いた後に0得点1失点。
SuperLiga(ルーマニア)
UTAアラド vs Sepsi OSK Sfantu Gheorghe 1-0
三野草太は90分先発(評点7.20)。タックル数6はこの週の日本人最多、デュエル勝率66.7%はこの週のデュエル10回以上の選手でトップだった。
Swiss Super League
バーゼル vs FC ST. Gallen 1-3
常本佳吾は81分先発(評点5.99)。
Austrian Bundesliga
RBザルツブルク vs Sturm Graz 3-0
北野颯太は途中出場38分(評点6.90)で1アシストを記録。出場時間中に3得点0失点だった。
ベンチのみ・エントリー無し
ベンチのみ(13人)
- 遠藤航(リヴァプール)——Tottenham戦 3-1 で勝利
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)——Union Berlin戦 7-0 で勝利
- 南野拓実(ASモナコ)——Lens戦 2-1 で勝利
- 久保建英(レアル・ソシエダ)——Valencia戦(A) 3-2 で勝利
- 山田新(OHルーヴェン)——RAAL La Louvière戦 2-0 で勝利
- 佐藤龍之介(バレンシア)——Alaves戦(A) 1-0で勝利、Real Sociedad戦(H) 2-3で敗戦
- 綱島悠斗(ロイヤル・アントワープ)——Union St. Gilloise戦 0-2 で敗戦
- 高井幸大(シントトロイデン)——KVC Westerlo戦 0-2 で敗戦
- 新川志音(シントトロイデン)——KVC Westerlo戦 0-2 で敗戦
- 塩貝健人(ヴォルフスブルク)——SV Darmstadt 98戦(H) 5-1 で勝利
- 古川陽介(ダルムシュタット)——VfL Wolfsburg戦(A) 1-5 で敗戦
- 水多海斗(ル・アーヴル)——Toulouse戦(A) 2-3 で敗戦
- 松田隼風(ハノーファー96)——VfL Bochum戦(H) 2-1 で勝利
なお遠藤航と伊藤洋輝はそれぞれ5週連続でのベンチとなった。
エントリー無し(18人)
守田英正(ハル・シティ)、三笘薫(ブライトン)、山本天翔(ボルシア・ドルトムント)、宇野禅斗(ボルシアMG)、山本理仁(フライブルク)、神代慶人(アイントラハト・フランクフルト)、川崎颯太(マインツ05)、秋山裕紀(ダルムシュタット)、安部大晴(ホルシュタイン・キール)、髙橋仁胡(ホルシュタイン・キール)、大橋祐紀(ブラックバーン・ローヴァーズ)、三戸舜介(スパルタ・ロッテルダム)、チェイス・アンリ(RBザルツブルク)、佃颯太(ヤング・ヘント)、横田大祐(レンジャーズ)、小林友希(ヤギェウォニア・ビャウィストク)、キーティング・タイラー(CSマリティモ)、伊藤涼太郎のほか計18人。
来週の見どころ
- 9/26 Segunda División AD Ceuta FC vs レアル・ソシエダB(A)
- 9/27 Segunda División Eibar vs ラス・パルマス(A)
全日程は https://football-wire.com/stats/schedule で
凡例
- 対象は欧州のクラブに所属する日本人選手です(MLS など欧州外クラブの選手は含みません)
- UEFA チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ・カンファレンスリーグの試合は本記事に含めず、別連載「CL・EL・ECL 日本人選手ウィークリー」で扱います
- 対象期間は当該週の月曜〜日曜(現地日付)です。セカンドチーム(II)の試合も除外せず含みます
- 評点・スタッツは API-Football 提供値です
- ゴール期待値(xG)は、その試合で作ったチャンスを点数に換算した値で、実際の得点とは別に「どれだけ点が入りそうな試合運びだったか」を表します。チーム単位の提供値で、提供の無い試合には触れていません
- 負傷・離脱はデータ提供元の記録に基づく期間で、記録の無い欠場の理由には触れていません
- 出場時間の「90分超」はアディショナルタイムを含みます
- データ提供の無い指標には触れていません
- 取り上げた数字は、良し悪しにかかわらず週内で目立ったものを同じ基準で選んでいます
- 全試合を観戦した上での評ではありません
- 数値の抽出とドラフト生成は自動化し、公開前に人が検証・編集しています
