10月5日から11日の1週間、欧州の国内リーグ戦・カップ戦に出場した日本人選手は67人。ベンチ入りのみは13人、メンバー入りの記録がなかったのは20人だった。
今週の評点最高は、ワトフォード戦で1ゴール1アシストの旗手怜央(バーンリー)。退場は2人。
全カード・シーズン累計・リーグ横断ランキングは https://football-wire.com/stats/weekly で。毎朝更新。
特集1|ゴール期待値で上回りながら敗れたシントトロイデン
シントトロイデンはKV Mechelenに3-4で敗れた。日本人は8人が出場している。
ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はシントトロイデンが1.43点、KV Mechelenが0.74点と上回りながら敗れた。チームの数字で、個人の手柄や責任ではない。
GK小久保玲央ブライアンは90分出場し、評点5.00。セーブ27はジュピラー・プロ・リーグ全選手で3位タイ(同数2人、母数22人)。
時間帯別のチーム得失点も並べる。
- 荒木遼太郎は先発して45分。出場時間中にチームは1得点3失点、交代で退いた後に2得点1失点。
- 松澤海斗も先発して45分。出場時間中は1得点3失点、退いた後は2得点1失点。
- 石渡ネルソンは途中出場45分。出場時間中は2得点1失点、出場前は1得点3失点。
- 新川志音は途中出場23分。出場時間中は1得点0失点、出場前は2得点4失点。
4人の数字は並べただけで、因果は読み取れない。
特集2|今週の退場は2人
瀬古歩夢(ル・アーヴル)は、リールに0-1で敗れた試合で退場した。出場は61分間、評点5.80。出場時間中にチームは0得点1失点だった。今季は公式戦6試合に出て、先発は6。
鈴木唯人(フライブルク)は、シャルケに2-1で勝った試合で退場した。出場は64分間、評点6.02。出場時間中にチームは1得点1失点、ピッチにいなかった時間帯は1得点0失点だった。今季の累計は公式戦8試合(先発8)で4得点。
リーグ別短評
Bundesliga
マインツ05 3-4 Bayer Leverkusen(10/10)
佐野海舟は中央MFで先発し81分、評点6.31。出場時間中にチームは2得点4失点、退いた後に1得点0失点だった。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はマインツ05が2.91点、Bayer Leverkusenが1.71点と上回りながら敗れた。
ホッフェンハイム 2-3 Hamburger SV(10/10)
町田浩樹はCBで先発して74分、評点6.48。出場時間中にチームは2得点1失点、退いた後に2失点した。
RB Leipzig 6-0 アイントラハト・フランクフルト(10/10)
堂安律は今季主に右SHで先発してきたが、この試合はシャドー。73分、評点6.28。ファウルを3回受け、今週のタイ最多(5人)に入った。小杉啓太は左WBで先発して45分、評点6.18。
フライブルク 2-1 FC Schalke 04(10/11)
GK長田澪バックハウスは90分、評点5.78。失点3はブンデスリーガ全選手で少ない順に3位(母数17人)。鈴木唯人は64分、評点6.02で退場している(特集2)。
後藤啓介は途中出場21分で1ゴール、評点7.68。今週の評点上位5人に入り、途中出場の選手では今週最高の数字だった。今季は公式戦8試合(先発0)で3得点。出場時間中にチームは1得点0失点。
シャルケの田中聡はボランチで先発して69分、評点6.40。出場時間中にチームは1得点1失点だった。
1. FC Köln 2-1 ボルシアMG(10/11)
橋岡大樹は右CBで先発して80分、評点5.55。出場時間中にチームは1得点2失点だった。
町野修斗は途中出場26分、評点6.18で警告1。今季は公式戦4試合(先発0)。宇野禅斗は途中出場22分、評点6.19で警告1。今季初出場だった。
Premier League
アストン・ヴィラ 2-2 Brentford(10/10)
GK鈴木彩艶は90分、評点6.12。セーブ3回は今週のGKで最多だった。
イプスウィッチ・タウン 2-1 Fulham(10/10)
前田大然は今季主に左WGで先発してきたが、この試合は今季初めて右WGで先発した。81分、評点6.26。出場時間中にチームは0得点1失点、退いた後に2得点。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はイプスウィッチ・タウンが1.22点、Fulhamが1.87点と下回りながら勝った。
Arsenal 2-1 リーズ・ユナイテッド(10/10)
田中碧はボランチで先発して71分、評点6.08で警告1。出場時間中にチームは1得点2失点だった。
クリスタル・パレス 3-1 Nottingham Forest(10/11)
鎌田大地はシャドーで先発して89分、1ゴール、評点7.54。出場時間中にチームは3得点1失点だった。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はクリスタル・パレスが2.42点、Nottingham Forestが2.98点と下回りながら勝った。
ハル・シティ 2-2 Everton(10/11)
守田英正は途中出場15分、評点6.07。
Ligue 1
Lens 2-1 リヨン(10/9)
中村敬斗は途中出場30分、評点6.62。出場時間中にチームは1得点1失点、出場前は0得点1失点だった。
リール 1-0 ル・アーヴル(10/10)
リールの上田綺世は途中出場33分、評点6.58。ル・アーヴルは3人が出場した。
Serie A
カリアリ 1-1 Juventus(10/11)
菅原由勢は途中出場21分、評点6.52。今季は公式戦3試合(先発0)。出場時間中にチームは0得点1失点、出場前は1得点0失点だった。
Jupiler Pro League
ゲンク 3-0 Kortrijk(10/10)
伊東純也は右WGで先発して77分、評点7.70。今週の評点上位5人に入った。出場時間中にチームは3得点0失点。キーパス18はジュピラー・プロ・リーグ全選手で3位タイ(同数3人、母数292人)。
ユニオン・サン=ジロワーズ 1-1 OHルーヴェン(10/11)
ハーフナー・ニッキは右CBで先発して90分、評点7.20。デュエル10勝は今週のタイ最多(2人)。OHルーヴェンの荻原拓也は途中出場11分、評点6.90。
KV Mechelen 4-3 シントトロイデン(10/11)
詳細は特集1。出場記録は次のとおり。
- 小久保玲央ブライアン: 90分、評点5.00。
- 谷口彰悟: 90分、評点6.70、警告1。インターセプト5は今週最多、タックル4はタイ最多。
- 高井幸大: 90分、評点5.30、警告1。
- 畑大雅: 左SBで90分、評点6.00。
- 荒木遼太郎: 45分、評点6.70。
- 松澤海斗: 45分、評点6.90、警告1。
- 石渡ネルソン: 途中出場45分、評点6.30、警告1。ファウルを3回受け、今週のタイ最多(5人)に入った。
- 新川志音: 途中出場23分、評点6.60。
ウェステルロー 5-1 ロイヤル・アントワープ(10/11)
齋藤俊輔は左WGで先発して85分、1アシスト、評点8.20。今季初アシストで、今週の評点上位5人の2位だった。木村誠二はCBで90分、評点6.90。坂本一彩はトップ下で85分、評点5.90、警告1。
ロイヤル・アントワープのGK野澤大志ブランドンは90分、評点5.30。セーブ30はジュピラー・プロ・リーグ全選手で1位(母数22人)。綱島悠斗は途中出場13分、評点6.60。
Standard Liege 0-1 シャルルロワ(10/11)
名和田我空は途中出場13分、評点6.70。
2. Bundesliga
Eintracht Braunschweig 1-0 ホルシュタイン・キール(10/9)
関根大輝は右SBで90分、評点6.98。デュエル10勝は今週のタイ最多で、デュエル10回以上の選手では勝率76.9%がトップ。タックル4もタイ最多だった。
ダルムシュタット 3-1 Energie Cottbus(10/10)
秋山裕紀は途中出場26分、評点6.61。出場時間中にチームは2得点0失点、出場前は1得点1失点だった。古川陽介は途中出場1分、評点0.00。
1. FC Nürnberg 4-4 ヴォルフスブルク(10/10)
塩貝健人は途中出場15分、評点6.09、警告1。出場時間中にチームは2得点1失点、出場前は2得点3失点だった。
ボーフム 0-1 Arminia Bielefeld(10/11)
三好康児は今季主に右WGで先発してきたが、この試合はトップ下。90分、評点6.38。
ザンクト・パウリ 2-0 カールスルーエSC(10/11)
藤田譲瑠チマは今季主にボランチで先発してきたが、この試合は左WG。90分、評点6.70。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はザンクト・パウリが0.84点、カールスルーエSCが1.18点と下回りながら勝った。
カールスルーエSCの福田師王は90分、評点5.82。枠内シュート2本は今週最多だった。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はカールスルーエSCが1.18点、ザンクト・パウリが0.84点と上回りながら敗れた。
Hertha BSC 2-1 グロイター・フュルト(10/11)
アペルカンプ真大は今季主に右SHで先発してきたが、この試合は今季初めてトップ下で先発した。66分、評点5.23。出場時間中にチームは0得点1失点、退いた後に1得点だった。
Championship
Watford 0-4 バーンリー(10/10)
旗手怜央はトップ下で先発して90分、1ゴール1アシスト、評点8.65。今週の日本人最高評点で、今季初ゴールだった。ファウルを3回受け、今週のタイ最多(5人)にも入っている。
West Brom 0-1 バーミンガム・シティ(10/10)
岩田智輝はボランチで90分、評点6.78。タックル4は今週のタイ最多だった。
ボルトン・ワンダラーズ 1-2 Stoke City(10/10)
伊藤敦樹は途中出場45分、評点6.27。今季は公式戦3試合(先発0)。出場時間中にチームは1得点2失点だった。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はボルトン・ワンダラーズが3.00点、Stoke Cityが0.71点と上回りながら敗れた。
Charlton 1-1 ブリストル・シティ(10/10)
平河悠は右WGで先発して65分、評点6.09。出場時間中にチームは1得点1失点だった。
ブラックバーン・ローヴァーズ 2-1 Cardiff(10/10)
森下龍矢は右WGで先発して64分、1アシスト、評点7.20。ドリブル5回以上の選手では成功率40%がトップ。出場時間中にチームは2得点1失点だった。
サウサンプトン 1-0 Portsmouth(10/11)
松木玖生は途中出場33分、評点6.36。
Eredivisie
PSVアイントホーフェン 2-0 Heerenveen(10/9)
佐野航大はボランチで90分、評点7.20。ファウルを3回受け、今週のタイ最多(5人)に入った。
Primeira Liga
アロウカ 1-0 Estrela(10/11)
福井太智はボランチで先発して79分、評点6.76、警告1。ファウルを3回受け、今週のタイ最多(5人)に入った。出場時間中にチームは1得点0失点。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はアロウカが0.78点、Estrelaが1.48点と下回りながら勝った。
Challenger Pro League
ベールスホット 5-1 Liège(10/10)
GKポープ・ウィリアムは90分、評点6.79。パス20本以上の選手ではパス成功率100%でトップタイ(2人)。
原口元気は今季主にボランチで先発してきたが、この試合は今季初めて左WGで先発した。90分、1アシスト、評点7.70で、今週の評点上位5人に入った。
パトロ・アイスデン・マースメヘレン 1-0 KRC Genk II(10/11)
高岡伶颯は右WGで90分、1アシスト、評点7.50。今季初アシストだった。キーパス3は今週最多、タックル4はタイ最多。
笠柳翼は左WGで先発して86分、評点6.29。ドリブル成功3は今週最多。出場時間中にチームは1得点0失点だった。
LaLiga 2
Celta de Vigo II 4-1 レアル・ソシエダB(10/10)
喜多壱也はCBで90分、評点6.21。
Mallorca 3-1 ラス・パルマス(10/11)
宮代大聖は右SHで先発して66分、評点6.41。出場時間中にチームは0得点2失点、退いた後に1得点1失点だった。
Ekstraklasa
ヤギェウォニア・ビャウィストク 1-3 Gornik Zabrze(10/10)
小林友希はCBで90分、評点6.34、警告1。パス91本は今週最多だった。
SuperLiga (ROU)
FC Botosani 2-0 UTAアラド(10/10)
三野草太はボランチで90分、評点5.92、警告1。
SuperLiga (SRB)
Radnicki 1923 0-3 レッドスター・ベオグラード(10/10)
中山雄太は右CBで90分、評点7.02。パス成功率92.0%はセルビア・スーペルリーガ全選手で3位タイ(同数2人、母数137人)。
Austrian Bundesliga
Grazer AK 0-0 RBザルツブルク(10/10)
北野颯太はトップ下で先発して54分、評点6.39。
Superliga
ブレンビー 5-2 Lyngby(10/11)
福田翔生は途中出場45分、1アシスト、評点6.68、警告1。出場時間中にチームは2得点2失点、出場前は3得点0失点だった。
Swiss Super League
FC Vaduz 3-0 バーゼル(10/11)
常本佳吾は途中出場19分、評点5.92。
ベンチのみ・エントリ無し
ベンチのみは13人。チームの結果は次のとおり。
- 髙橋仁胡(ホルシュタイン・キール)— Eintracht Braunschweig 1-0 ホルシュタイン・キールで敗戦
- 毎熊晟矢・市原吏音(AZアルクマール)— Feyenoord 2-0 AZアルクマールで敗戦
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)— FC Augsburg 2-2 バイエルン・ミュンヘンで引き分け
- 川崎颯太(マインツ05)— マインツ05 3-4 Bayer Leverkusenで敗戦
- 横山歩夢(ゲンク)— ゲンク 3-0 Kortrijkで勝利
- 倍井謙(KVコルトレイク)— Genk 3-0 KVコルトレイクで敗戦
- 松田隼風(ハノーファー96)— 1. FC Magdeburg 3-0 ハノーファー96で敗戦
- 久保建英(レアル・ソシエダ)— レアル・ソシエダ 3-2 Deportivo La Corunaで勝利
- 佐藤龍之介(バレンシア)— Racing Santander 2-2 バレンシアで引き分け
- 遠藤航(リヴァプール)— リヴァプール 0-3 Manchester Cityで敗戦
- 鈴木淳之介(FCコペンハーゲン)— FC Midtjylland 2-1 FCコペンハーゲンで敗戦
- 原大智(ザンクト・パウリ)— ザンクト・パウリ 2-0 Karlsruher SCで勝利
メンバー入りの記録がなかったのは20人。三笘薫、南野拓実、冨安健洋、板倉滉、渡辺剛らが含まれる。
来週の見どころ
- 10/13 Championship ブリストル・シティ vs ブラックバーン・ローヴァーズ ※両クラブとも対象
- 10/16 Bundesliga アイントラハト・フランクフルト vs ケルン (H)
- 10/16 Cup ウェステルロー vs パトロ・アイスデン・マースメヘレン ※両クラブとも対象
- 10/17 Bundesliga シャルケ04 vs マインツ05 ※両クラブとも対象
- 10/17 2. Bundesliga ハノーファー96 vs ザンクト・パウリ ※両クラブとも対象
- 10/17 Championship バーミンガム・シティ vs QPR ※両クラブとも対象
- 10/17 Championship サウサンプトン vs ボルトン・ワンダラーズ ※両クラブとも対象
- 10/18 2. Bundesliga カールスルーエSC vs ダルムシュタット ※両クラブとも対象
- 10/18 Premier League ブライトン vs クリスタル・パレス ※両クラブとも対象
- 10/18 Bundesliga ボルシアMG vs ホッフェンハイム ※両クラブとも対象
全日程は https://football-wire.com/stats/schedule で
凡例
- 対象は欧州のクラブに所属する日本人選手です(MLS など欧州外クラブの選手は含みません)
- UEFA チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ・カンファレンスリーグの試合は本記事に含めず、別連載「CL・EL・ECL 日本人選手ウィークリー」で扱います
- 選手のリーグ内ランキングは、所属リーグの全選手を母数にした API-Football の今季累計で、上位3位以内に入った指標だけに触れています
- クラブの順位・勝ち点は、シーズンの消化率が3分の2を超えたリーグについて、優勝・欧州出場権・昇降格に関わる順位帯にいる(または帯と勝ち点3以内の)クラブだけに触れています。見通しや確定の判断は書いていません
- 対象期間は当該週の月曜〜日曜(現地日付)です。セカンドチーム(II)の試合も除外せず含みます
- 評点・スタッツは API-Football 提供値です
- ゴール期待値(xG)は、その試合で作ったチャンスを点数に換算した値で、実際の得点とは別に「どれだけ点が入りそうな試合運びだったか」を表します。チーム単位の提供値で、提供の無い試合には触れていません
- 負傷・離脱はデータ提供元の記録に基づく期間で、記録の無い欠場の理由には触れていません
- 出場時間の「90分超」はアディショナルタイムを含みます
- データ提供の無い指標には触れていません
- 取り上げた数字は、良し悪しにかかわらず週内で目立ったものを同じ基準で選んでいます
- 全試合を観戦した上での評ではありません
- 数値の抽出とドラフト生成は自動化し、公開前に人が検証・編集しています
