対象期間の10月12日から18日、欧州のクラブでプレーした日本人選手は49人だった。出場なしでベンチ入りしたのは9人、エントリー外は47人だった。
今週の採点最高は、バーミンガム・シティの岩田智輝がQPR戦で記録した8.60。2位は久保建英の8.39だった。
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特集1|岩田智輝、2アシストと115本のパス
今週の日本人最高採点は、バーミンガム・シティの岩田智輝だった。
QPR戦(10/17)で記録した2アシストは、今季初のアシスト。今季ここまでの採点平均は6.58だが、この試合は8.60だった。
10/13のPreston戦と合わせた2試合で、パスは合計115本。週内の最多だ。インターセプトは合計3で、宇野禅斗と並ぶ最多タイ。
週間出場時間は165分で、旗手怜央と並ぶ最長タイだった。今季は公式戦13試合に出て、先発は12。次はアウェーのCardiff戦(10/24)となる。
特集2|ゴール期待値と結果が食い違った週
チャンスの質と結果が逆に出た試合が、今週は複数あった。
ブラックバーン・ローヴァーズはBristol Cityに1-0で勝った。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はブラックバーン・ローヴァーズが0.21点、Bristol Cityが2.04点と下回りながら勝った。
敗れたブリストル・シティ側の平河悠は、途中出場の出場時間中にシュート枠内1本、キーパス2本。ブリストル・シティはゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)が2.04点、Blackburnが0.21点と上回りながら敗れた。
ブレンビーはOdenseに1-2で敗れた。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はブレンビーが2.58点、Odenseが0.78点と上回りながら敗れた。
逆の例はボルトン・ワンダラーズ。Wolvesに3-1で勝った試合で、ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はボルトン・ワンダラーズが1.64点、Wolvesが2.27点と下回りながら勝った。
リーグ別短評
Bundesliga
アイントラハト・フランクフルト 1-0 1. FC Köln(10/16)
堂安律はデュエル勝利11回で今週最多。キーパス3本は、平河悠と並ぶ最多タイだった。小杉啓太は左SBで90分、採点7.01。
Bayer Leverkusen 2-1 フライブルク(10/18)
長田澪バックハウスのセーブ3は今週のGK最多。今季の失点4は、ブンデスリーガ全選手で少ない順に2位タイ(同数2人・母数18人)。
後藤啓介は今季公式戦10試合(先発1)の中で、初めての先発を果たした。出場時間中にチームは1得点1失点、交代で退いた後に1失点だった。
ボルシアMG 1-2 ホッフェンハイム(10/18)
町田浩樹はCBで90分、採点6.59。ボルシアMGの宇野禅斗は今季初先発で、出場時間中にチームは1得点2失点。インターセプト3は岩田智輝と並ぶ今週の最多タイだ。
町野修斗は途中出場39分、採点6.38。出場時間中のチームは0得点1失点だった。橋岡大樹は途中出場30分、採点6.19。
シャルケ04 0-1 マインツ05(10/17)
田中聡(ボランチ)と佐野海舟(中央MF)はそろって90分。採点は田中聡が6.45、佐野海舟が6.35だった。
Premier League
コヴェントリー・シティ 4-1 Newcastle(10/12)
坂元達裕は途中出場29分、採点5.96。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はコヴェントリー・シティが1.47点、Newcastleが1.87点と下回りながら勝った。
Newcastle 0-1 アストン・ヴィラ(10/17)
鈴木彩艶は90分出場でクリーンシート。採点は6.57だった。
Manchester City 3-2 イプスウィッチ・タウン(10/17)
前田大然は今季初ゴール。今季は主に左WGで先発してきたが、この試合は今季初めてシャドーでの先発だった。
出場時間中にチームは1得点3失点、交代で退いた後に1得点。
Fulham 1-0 ハル・シティ(10/17)
守田英正は途中出場15分、採点6.41。
リーズ・ユナイテッド 1-1 Manchester United(10/18)
田中碧はボランチで81分、採点6.51。出場時間中にチームは1得点1失点だった。
Brighton 5-0 クリスタル・パレス(10/18)
鎌田大地はシャドーで81分。今季ここまでの採点平均は6.87で、この試合は5.75だった。
Ligue 1
ル・アーヴル 1-3 Auxerre(10/18)
中村草太は右WGで62分、採点6.48。出場時間中にチームは0得点2失点、交代で退いた後に1得点1失点だった。水多海斗は途中出場5分、採点5.78。
Lorient 1-0 ASモナコ(10/18)
南野拓実は右WGで52分、採点6.09。
リヨン 2-1 Nice(10/18)
中村敬斗は途中出場9分、採点5.74。今週の日本人選手の退場は、この1人だけだった。
LaLiga
Malaga 2-5 レアル・ソシエダ(10/18)
久保建英は1ゴール1アシストで、今季初ゴール・初アシスト。採点は8.39で、今週の採点上位5人の2位に入った。
今季ここまでの採点平均は4.85。今週は8.39だった。
Championship
バーミンガム・シティ 4-0 Preston(10/13)
岩田智輝はボランチで75分、採点6.62。
Bristol City 0-1 ブラックバーン・ローヴァーズ(10/13)
森下龍矢は今季主に右WGで先発してきたが、この試合はシャドー。62分のプレーで、出場時間中にチームは1得点0失点だった。採点は6.44。平河悠は途中出場45分、採点6.67。
バーンリー 2-2 Charlton(10/13)
旗手怜央は今季初めてボランチで先発し、90分、採点6.26。今季主に先発してきた役割はトップ下だった。
Wolves 1-3 ボルトン・ワンダラーズ(10/13)
伊藤敦樹はFWで先発し、今季初先発。ゴールを決めて採点7.71、今週の採点上位5人の5位に入った。
出場時間中にチームは1得点1失点。交代で退いた後に2得点0失点だった。
Norwich 0-1 サウサンプトン(10/14)
松木玖生は右WGで90分、採点8.10。今週の採点上位5人の3位だ。今季は公式戦13試合に出て、ゴールは2。
バーンリー 1-2 Wolves(10/16)
旗手怜央はボランチで先発し、出場時間中にチームは1得点2失点だった。75分、採点6.39。
被ファウルは2試合合計で7。今週の最多だ。週間出場時間は165分で、岩田智輝と並ぶ最長タイだった。
バーミンガム・シティ 3-0 QPR(10/17)
岩田智輝はボランチで90分、採点8.60。斉藤光毅は途中出場9分、採点6.29。
ブリストル・シティ 0-1 Sheffield Utd(10/17)
平河悠は今季主に右WGで先発してきたが、この試合は左WG。出場時間中にチームは0得点1失点で、85分、採点6.07だった。
キーパス3本は2試合合計で、堂安律と並ぶ最多タイ。枠内シュート2本も、山田大敬・松木玖生と並ぶ最多タイだった。
サウサンプトン 0-0 ボルトン・ワンダラーズ(10/17)
伊藤敦樹はトップ下で45分、採点6.52。松木玖生は途中出場45分、採点6.86。
West Brom 3-2 ブラックバーン・ローヴァーズ(10/17)
森下龍矢は右WGで27分、採点5.85。出場時間中にチームは2得点1失点。交代で退いた後に2失点だった。
2. Bundesliga
ホルシュタイン・キール 0-0 Hertha BSC(10/16)
関根大輝は右SBで90分、採点6.64。
グロイター・フュルト 2-0 Eintracht Braunschweig(10/17)
アペルカンプ真大は今季主に右SHで先発してきたが、この試合は今季初めてトップ下。出場時間中にチームは2得点0失点だった。66分、採点6.35。
ハノーファー96 1-1 ザンクト・パウリ(10/17)
藤田譲瑠チマはドリブル成功4回で今週最多。成功率80%は、ドリブル5回以上の選手でトップだった。ボランチで90分、採点6.74。
松田隼風は途中出場15分、採点6.27。原大智は途中出場1分で、採点0は今週の最低だった。
Kaiserslautern 2-0 ボーフム(10/17)
三好康児は今季主に右WGで先発してきたが、この試合はトップ下。72分、採点6.21だった。
ヴォルフスブルク 3-1 1. FC Heidenheim(10/17)
塩貝健人は途中出場1分、採点6.50。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はヴォルフスブルクが1.68点、1. FC Heidenheimが2.04点と下回りながら勝った。
カールスルーエSC 4-0 ダルムシュタット(10/18)
福田師王は1ゴール1アシストで採点8.00。今週の採点上位5人の4位に入った。今季初アシストでもある。
ダルムシュタットの秋山裕紀はボランチで72分、採点6.41。出場時間中にチームは0得点4失点だった。
Eredivisie
ADO Den Haag 2-1 PSVアイントホーフェン(10/17)
佐野航大はボランチで90分、採点6.32。
Telstar 3-4 フェイノールト(10/17)
渡辺剛のパス成功率は97.9%で、パス20本以上の選手の今週トップ。今季累計のパス成功率94.0%は、エールディヴィジ全選手で1位タイ(同数2人・母数172人)だ。CBで90分、採点6.21。
Virsliga
FKグロビニャ 3-2 Ogre United(10/17)
山田大敬は今季初出場・初先発・初ゴールをそろえた。左SHで81分、採点7.70。出場時間中にチームは3得点1失点だった。
Riga 2-1 SKスーパーノヴァ(10/18)
飯田陸斗は今季初出場・初先発。左SBで90分、採点6.60だった。
LaLiga 2
ラス・パルマス 0-3 Castellón(10/17)
宮代大聖はデュエル勝率71.4%で、デュエル10回以上の選手の今週トップ。右SHで70分、採点5.38。出場時間中にチームは0得点3失点だった。
レアル・ソシエダB 2-4 Almeria(10/17)
喜多壱也はCBで90分、採点6.13。
Superliga
FCコペンハーゲン 1-1 Aarhus(10/18)
鈴木淳之介はタックル5で今週最多。今季は主に右SBで先発してきたが、この試合は今季初めて右WGでの先発。90分、採点6.10だった。
Odense 2-1 ブレンビー(10/18)
福田翔生は途中出場15分、採点6.61。
Ekstraklasa
Zaglebie Lubin 1-0 ヤギェウォニア・ビャウィストク(10/18)
小林友希はCBで90分、採点7.10。
HNL
スラヴェン・ベルポ 4-1 HNK Rijeka(10/12)
浦田樹は左SBで90分、採点6.11。ゴール期待値(作ったチャンスを点数に換算した値)はスラヴェン・ベルポが1.81点、HNK Rijekaが2.12点と下回りながら勝った。
SuperLiga (ROU)
UTAアラド 1-0 CFR 1907 Cluj(10/18)
三野草太はボランチで90分、採点6.92。
Austrian Bundesliga
RBザルツブルク 3-0 SCR Altach(10/18)
北野颯太は途中出場10分で1アシスト、採点7.20。途中出場の選手では、今週最高の採点だった。
ベンチのみ・エントリ無しの要点
ベンチ入りして出場がなかった選手は9人。チームの結果は次のとおり。
- 福田心之助(レギア・ワルシャワ)— Cracovia Krakow 1-1 レギア・ワルシャワ、引き分け
- 伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)— バイエルン・ミュンヘン 6-1 RB Leipzig、勝利
- 安藤智哉(ザンクト・パウリ)— ハノーファー96 1-1 ザンクト・パウリ、引き分け
- 佐藤龍之介(バレンシア)— バレンシア 0-0 Athletic Club、引き分け
- 遠藤航(リヴァプール)— Brentford 1-2 リヴァプール、勝利
- 市原吏音・毎熊晟矢(AZアルクマール)— Cambuur 2-2 AZアルクマール、引き分け
- 中山雄太(レッドスター・ベオグラード)— レッドスター・ベオグラード 5-1 Mladost Lucani、勝利
- 山本理仁(フライブルク)— Bayer Leverkusen 2-1 フライブルク、敗戦
エントリ無しは47人。三笘薫、伊東純也、上田綺世、板倉滉、冨安健洋らが含まれる。
来週の見どころ
- 10/23 2. Bundesliga ボーフム vs ヴォルフスブルク ※両クラブとも対象
- 10/23 2. Bundesliga ダルムシュタット vs ザンクト・パウリ ※両クラブとも対象
- 10/24 Jupiler Pro League ロイヤル・アントワープ vs シャルルロワ ※両クラブとも対象
- 10/24 Segunda División ラス・パルマス vs レアル・ソシエダB ※両クラブとも対象
- 10/25 Eredivisie PSVアイントホーフェン vs フェイノールト ※両クラブとも対象
- 10/25 Ligue 1 ASモナコ vs リール ※両クラブとも対象
- 10/25 Premier League リヴァプール vs ブライトン ※両クラブとも対象
- 10/25 Virsliga SKスーパーノヴァ vs RFS ※両クラブとも対象
- 10/25 Bundesliga フライブルク vs バイエルン・ミュンヘン ※両クラブとも対象
全日程は https://football-wire.com/stats/schedule で
凡例
- 対象は欧州のクラブに所属する日本人選手です(MLS など欧州外クラブの選手は含みません)
- UEFA チャンピオンズリーグ・ヨーロッパリーグ・カンファレンスリーグの試合は本記事に含めず、別連載「CL・EL・ECL 日本人選手ウィークリー」で扱います
- 選手のリーグ内ランキングは、所属リーグの全選手を母数にした API-Football の今季累計で、上位3位以内に入った指標だけに触れています
- クラブの順位・勝ち点は、シーズンの消化率が3分の2を超えたリーグについて、優勝・欧州出場権・昇降格に関わる順位帯にいる(または帯と勝ち点3以内の)クラブだけに触れています。見通しや確定の判断は書いていません
- 対象期間は当該週の月曜〜日曜(現地日付)です。セカンドチーム(II)の試合も除外せず含みます
- 採点・スタッツは API-Football 提供値です
- ゴール期待値(xG)は、その試合で作ったチャンスを点数に換算した値で、実際の得点とは別に「どれだけ点が入りそうな試合運びだったか」を表します。チーム単位の提供値で、提供の無い試合には触れていません
- 負傷・離脱はデータ提供元の記録に基づく期間で、記録の無い欠場の理由には触れていません
- 出場時間の「90分超」はアディショナルタイムを含みます
- データ提供の無い指標には触れていません
- 取り上げた数字は、良し悪しにかかわらず週内で目立ったものを同じ基準で選んでいます
- 全試合を観戦した上での評ではありません
- 数値の抽出とドラフト生成は自動化し、公開前に人が検証・編集しています
